なぜ、日本は子どもの連れ去りに真剣に向き合わないのか? - 欧州が日本政府に対し、国際規律の遵守を求める動議を可決
Why doesn’t Japan take child abduction seriously?
「スペクテーター」誌(電子版) 6月22日
「スペクテーター」誌(電子版)は6月22日、欧州議会の嘆願委員会が、日本人と外国人が離婚した際に日本人の親が子どもを一方的に拉致(連れ去り)することについて、日本政府に禁止を要請する決議案を全会一致で採択したことを伝えた。
同誌は、日本が「子どもの権利条約」を批准し、2014年には「ハーグ条約」へも加盟したが、その義務を真剣に考えていないと非難。元妻に実子を拉致された仏人男性の「日本の当局の扱いは無関心かつ敵意さえあった」という声とともに、子どもの拉致専門弁護士の「日本の裁判所は外国人の親に養育権を与えることはない。日本のように素晴らしい国に住む機会を奪うのは子どもにとって不当であると考えている」という意見を紹介した。
また、日本人男性は伝統的に子育てにあまり参加せず、西欧諸国のように共同親権という考えに価値を置かないので、離婚すると母親が単独で子どもの世話をし、父親は関与しなくなるのが普通であると説明した。
Japan rushes UK to agree first post-Brexit trade deal
日本、英国に早期のFTA締結を迫る
「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版) 6月23日
「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版)は6月23日、英国のEU離脱後の日英FTA合意について、日本側の首席交渉官、松浦博司氏の考えを伝え、日本が年内に承認手続きを終えるには、7月末までに英国との交渉を妥結させる必要があると報じた。
Tokyo Disneyland: don’t scream
東京ディズニーランドが感染対策を発表
「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版) 6月23日
「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版)は6月23日、東京ディズニーランドが1日の再開を前に、安全を保つための感染対策を発表したとし、ジェットコースターで(マスクをし)口を閉じ、キャラクターとハグをしないことなどを紹介した。
Bit nifty: Japan builds world’s fastest computer
日本が世界最速のコンピューターを開発
「タイムズ」紙(電子版) 6月24日
「タイムズ」紙(電子版)は6月24日、日本の「富岳」が世界最速のスーパーコンピューターにランキングされたと伝えた。富岳は理化学研究所(理研)が富士通と共同開発したもので、米国と中国を抑えてトップ500の首位に立ったと報じた。
Sumo's heaviest ever wrestler urges others to keep eating habits in check
歴代最重量の力士が、角界の食生活について言及
「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版) 6月12日
「ガーディアン」紙(電子版)は6月26日、相撲の世界で歴代最重量の元力士、大露羅のインタビューを紹介。力士の体重管理の難しさに加え、健康を保つことが力士にとって最重要であると語る大露羅(現アナトリ・ミハハノフさん)の言葉を伝えた。