DBのチケット販売方法に問題?
連邦カルテル庁が調査へ
ドイチェ・バーン(DB)が、民営鉄道のチケット販売を不利にしているとの批判が持ち上がり、連邦カルテル庁が調査に乗り出した。1月31日付のヴェルト紙が伝えた。
現在、駅構内のDB窓口では民営鉄道のチケットは販売されておらず、民営鉄道会社が同窓口で販売する場合、DBに高額の手数料を支払う必要があり、チケット販売において不利な立場にあると指摘されている。民営鉄道会社ヴェオリアの担当者が「我々の事業規模は、駅に独自の窓口を設けるには小さ過ぎる」と主張する一方、DBは「ルフトハンザがライアンエアーやイージージェットの航空券を販売しないのと同じことだ」と反論している。