デジタル化で子どもの将来を心配
労働市場の変化が就職事情に影響?
アレンスバッハ研究所が10月31日発表した調査で、デジタル化による急速な労働市場の変化を受け、自分の子どもの将来を心配している親が多いことが明らかになった。
学齢期の子どもを持つ親1100人を対象に行われた調査で、3分の2が将来、より多くの仕事がデジタル化または機械化されると予測。約半数が、就労事情が不安定になると回答した。また、単純労働の減少によって子どもの就職機会が奪われることを懸念する親が、特に社会的弱者とされる層に多いことも明らかになった。さらに、コンピューターやインターネットに関する知識が言語能力や外国語の知識より就職に有利であるとの意見が大多数を占めた。