ドイツ発ニュース

（10月31日）2017年10月31日にマルティン・ルターの宗教改革から500周年を迎えるのに先立ち、今年は499年目となる宗教改革記念日をカトリック・プロテスタント合同イベントとして欧州各地で祝った。

プロテスタント教会誌「クリスモン」によると、ルターを「教会の改革者」として認識しているドイツ人は37%。しかし大多数は宗教改革が何のために行われたのかを知らず、「プロテスタント教徒とは何か？」との質問にも多くの人が答えられなかった。教会に定期的に通っているプロテスタント教徒の数は4%以下で、カトリック教徒は12%。2015年の教会脱会者数はプロテスタント教徒が21万人とカトリック教徒の18万人を上回っている。