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難民施設への攻撃は約1000件 テロが新たな影落とす

(デュッセルドルフ 1月4日)ドイツ連邦刑事局は、2016年は(12月27日時点で)年間921件の難民施設への攻撃があったことを発表した。2015年に登録された難民庇護申請希望者の数は約89万人。これに対し、2016年は11月末の時点で前年よりはるかに少ない約30万人となっているが、難民施設を狙った攻撃事件件数は2015年の1031件とほぼ同レベルにとどまった。

2016年にあった921件の攻撃のうち152件は、死傷者が出た暴力事件で、このうち66件が放火だった。211件はヘイトスピーチなどのプロパガンダによる犯罪、371件は器物破損となっている。

SPDと緑の党はこの事態を問題視。SPD連邦議会副院内総務のエーファ・ヘーグル議員は、「難民政策とテロ事件を混同することがあってはならない」として憎しみの連鎖に対し警鐘を鳴らしている。
 
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