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デュッセルドルフ無差別襲撃事件は単独犯 負傷者9人に

(デュッセルドルフ 3月10日)デュッセルドルフ中央駅で9日夜発生した無差別襲撃事件で、警察は精神的な病気を抱えたヴッパータール市在住の36歳の単独による犯行と発表した。宗教的、政治的な動機はないという。犯人はおのを使い、最初は近郊電車(Sバーン)内で、続いて中央駅内で乗客らを次々と襲撃。13歳から50歳までの、9人が負傷した。

負傷者のうち4人が重症で大学病院などで治療を受けていたが、命に別状はないという。

昨晩から120本を越える電車の運行がキャンセルされるなど影響が出たが、現在までに襲撃の起こった13、14番ホームを含め、全ての電車は予定通り運行が再開されている。被害者はドルトムント、デュッセルドルフ、ケルン、ゾーリンゲン、メットマン出身で、イタリア人も2人含まれる。

逃げる際に両足を骨折した容疑者は警察の監視下で治療を受けている。同紙によると容疑者はヴッパータール市の病院で自殺願望を繰り返し持っており、病気については警察も以前から把握していた。

事件の起こった電車に乗ろうとして、けがを負った13歳の少女を発見した女性は、傷口は「まさに、木におのを刺したよう」だったと証言した。彼女は少女を介護しその両親に連絡を取った。20代の男性は頭を損傷していたがその後意識を取り戻した。車内では多くの乗客らが介護に当たった。また、目撃者によると、電車の運転手がドアを閉じてすべての乗客は外に出ることができず、この対応に抗議する乗客もいた。警察が到着後、運転手はドアを開けた。
 
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