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Mi. 19. Jun. 2019

本格和食文化を伝える会席料理店「日本料理 KEN」

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フランクフルトのザクセンハウゼン地区に、今年3月1日、会席料理店「日本料理 KEN」がオープンしました。市内に和食の出店が相次ぐなか、開店前から日本人にも話題の同店へ行ってみました。

店内に一歩足を踏み入れると、程よい明るさの照明と落ち着いた色調の内装で、ほっと和める空間が広がります。にこやかな笑顔と丁寧な接客に迎えられ、淡い木目のカウンター席に座ると、料理人の見事な包丁さばきや繊細な盛り付けにも目を奪われ、食事をする前から期待が高まる一方です。

料理人が目の前で調理してくれるカウンター席
料理人が目の前で調理してくれるカウンター席

オーナーの鈴木雄大さんと料理長の藤田健太郎さんは同じ調理の仕事をしていた元同僚で、不思議と気が合い、2人でお店をやることを決意したのだとか。「僕はあくまで裏方。料理長をはじめ、スタッフは全員一流のプロを集めています」と語るのはオーナーの鈴木さん。一方、「現場の実情を熟知する経営者だからこそ、気持ちよく働かせてもらえる」と話す料理長の藤田さんは、料理人として日本の料亭や割烹で修業を積み、海外のホテルの料理長を務めた実績を生かして「自分が一番おいしいと思うものを、一番おいしい調理法で召し上がっていただきたい」と、心を込めた料理を提供しています。

料理長の藤田健太郎さん(左)と、オーナーの鈴木雄大さん(右)
料理長の藤田健太郎さん(左)と、オーナーの鈴木雄大さん(右)

ランチの松花堂弁当をいただきましたが、一品一品丁寧に調理された料理は見た目にも美しく、器にもこだわった本格的なメニュー。臭みのない帆立と蟹に、舌触りの良い上品な味付けのジュレと、シャキシャキのカブに磯の香り漂うワカメを合わせた一皿や、絶品ソースで焼き上げたジューシーなステーキの芽キャベツ添え、驚くほど柔らかいタコや絶妙な味と食感の里芋、南瓜、いんげんの焚合。出汁とあさりの旨みがご飯に染み込んだあさりご飯、オレンジクランブルを添えた酒粕豆乳アイスなど……。味はもちろん、食感から色彩、食材の組み合わせや盛り付け、お料理が出てくるタイミングまで、心も体も満たされるおいしさでした。心を尽くした素晴らしいサービスと心地よい空間で、芸術作品のように美しい和食を堪能できました。

松花堂弁当、刺身付きの豪華版と、昼懐石の3種類
昼メニューは写真の松花堂弁当、刺身付きの豪華版と、昼懐石の3種類

夜は7品または9品のコースがあり、月ごとにメニューが変わる会席料理を楽しめます。寿司だけでない和食を伝え、料理を通して日本に興味を持ってもらいたいとの願いから、若い人でも特別な日に食べに来られる価格で提供しているそうです。日本が誇るおもてなしの心と本格和食文化が、フランクフルトに広がる兆しを感じました。

日本料理KEN
Wallstr.22, 60594 Frankfurt
昼:火曜~土曜 12:00〜14:00
夜:月曜~土曜 18:00〜22:00

ユゴ さや香
2003年秋より、わずか2週間の準備期間を経てドイツ生活開始。縁もゆかりもなかったこの土地で、持ち前の好奇心と身長150cmの短身を生かし、フットワークも軽くいろんなことに挑戦中。夢は日独仏英ポリグロット。
 
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