日本、ようやく外国人労働者の受け入れを拡大
Japan is finally starting to admit more foreign workers
But it does almost nothing to integrate them
50万人超の就業を目指すが、生活支援の受け皿は整わず
「エコノミスト」誌(電子版) 5日
「エコノミスト」誌(電子版)は5日、 日本が外国人労働者の受け入れを拡大していると伝える記事を掲載した。記事は、日本では、農業、建設、介護など幅広い産業で人手不足が深刻化しており、「企業からの圧力が政府・社会の双方の意識の変化の背景にある」とした。
同記事は、先月政府が2025年までには50万人に対し就労資格を与える方針を発表したと伝え、これまで原則的に認めていなかった単純労働にも門戸を開いたことに言及した。一方、記事は、外国人の日本社会への適応を支える政策が殆どないことを指摘。政府は外国人の長期的な移住を望まないのでは、と察する専門家の声を伝えた。更に記事は、今後、外国人の単純労働者が増加する一方で、適応支援政策の遅れや日本語教育の不足が続けば、政府が外国人の受け入れを懸念してきた本来の理由である、外国人による「貧民街化」を生む恐れについても触れた。
Japan to draw up rules of the sky for first generation of flying cars
日本が「空飛ぶ車」のための空のルール作成へ
「デーリー・テレグラフ」紙(電子版) 3日
「デーリー・テレグラフ」紙(電子版)は3日、日本政府が、空を移動できる「空飛ぶ車」の実用化に向け、官民協議会を設立する方針を明らかにしたと報じた。
Japan's appetite for eel could see it share fate of bluefin tuna
日本人の食欲が、うなぎをクロマグロと同じ運命に向かわせている
「ガーディアン」紙(電子版) 9日
「ガーディアン」紙(電子版)は9日、日本人が夏のスタミナ補給と称し、うなぎを好んで食べる習慣を説明。それが原因で、うなぎの生息数が激減していると伝えた。
Japanese nurse investigated over 20 killings at end of shifts to avoid 'nuisance' of telling families of deaths
日本の看護師、患者の死を家族に伝える「面倒」を避け、勤務時間外に20人以上を殺害
「デーリー・テレグラフ」紙(電子版) 10日
「デーリー・テレグラフ」紙(電子版)は10日、横浜で20人以上の入院患者が殺害された事件を取り上げ、容疑者である元看護師の驚くべき証言に言及した。
World's most powerful passports from Japan to Germany
日本のパスポートが世界最強に
「インディペンデント」紙(電子版) 10日
「インディペンデント」紙(電子版)は10日、日本がシンガポールと並び、ビザ申請せず入国できる国の数で決まる、パスポート・ランキングで1位になったと伝えた。
ドイツにおける日本報道
Japans Kraken-Orakel wurde getötet und zu Sushi verarbeitet
日本の予言タコがさばかれ、寿司用に加工される
「ヴェルト」紙(電子版) 5日
「ヴェルト」紙(電子版)は5日、今年のサッカー・ワールド・カップ(W杯)で、日本の予選3試合の結果を見事に的中させたタコのラビオ君が、不運なことにベルギー戦を見届ける前に寿司用に加工され、出荷されていたことを伝えた。同紙は更に、2010年のW杯南アフリカ大会でドイツとスペインの勝敗を予測したタコのパウル君(独西部オーバーハウゼンの水族館に所属)の話題に触れ、これまでに様々な動物がW杯の試合結果を予測していたものの、ラビオ君ほどの的中率を誇る生き物はいなかったと報じている。