ニュースダイジェストのグリーティング・カード
Wed, 06 November 2024

東京都が「カスハラ」を厳しく取り締まり - 客による店員への暴言が増加

Tokyo cracks down on ‘kasuhara’ amid rise in customers abusing staff

「ガーディアン」紙(電子版)は8日、東京都が近年増加する顧客によるハラスメント、「カスハラ」に対応するため、日本初のサービス業従業員保護のための条例を導入したと報じた。この条例は罰則は設けていないものの、問題に対する社会的な意識を高め、従業員に対する不当な要求や暴言を抑止する効果が期待されていると伝えた。また調査では、日本のサービス業従業員の約半数が過剰な要求や暴言、さらには暴力にまで発展する顧客の行動に悩まされていることが明らかになっていると述べた。

同紙はまた、具体例として、東京のスーパーで副店長が購入から2週間経った豆腐に対しクレームを受け、顧客から土下座を要求された事件や、区役所の職員が住民から「死ね」と言われた事例を紹介。このような事例が全国的に広がりを見せており、厚生労働省も公共交通機関や飲食店、コール・センターなど、さまざまな業種で対策を強化する方向に進んでいると伝えた。

さらに記事は、顧客を「神」として扱う日本の伝統的なサービス文化が、このようなカスハラの背景にあると指摘し、消費者が従業員に対して過剰な期待や特権意識を抱くようになったと報じた。

Jeans Street: Japan’s denim Mecca is drawing in cowboys and hipsters alike
日本のデニムの聖地に - 海外から巡礼者

「インディペンデント」紙(電子版)は2日、岡山県の児島市が「デニムの聖地」と呼ばれ、年間10万人の観光客が訪れていると紹介。ある通りには40社余りのジーンズ製造業者や店舗が集まり、海外からのデニム・ファンを引き付けていると伝えた。

‘Editing it was like exposure therapy’: Shiori Ito, the reluctant face of Japan’s #MeToo movement
伊藤詩織氏が自身の体験をドキュメンタリーにして発表

「ガーディアン」紙(電子版)は4日、伊藤詩織氏による新作ドキュメンタリー「Black Box Diaries」を紹介。同氏が2015年にジャーナリストの山口敬之氏から性的暴行を受けたことを訴え、その告発が日本の#MeToo運動の象徴となったと述べた。

Japan's government admits editing cabinet photo
日本政府、写真の編集を認める

BBC(電子版)は7日、新閣僚らの集合写真に修正が加えられていたことが分かり、政府がこれを認めたと報道。写真の中の石破首相と中谷防衛相のシャツがだらしなく見え、オリジナルの写真がSNS上で嘲笑されていたことも伝えた。

The world’s longest ever death-row inmate is finally free
世界最長の死刑囚がついに釈放

「インディペンデント」紙(電子版)は9日、死刑囚として記録的な年月を過ごしていた袴田巌氏が、検察側が無罪判決に対して控訴しないと表明したことで、ついに自由の身となったと報道。また、国から2億円の賠償金も支払われる予定だと伝えた。

 

袴田巌さんに無罪判決
世界最長である46年間を死刑囚として過ごす

World's longest-serving death row inmate acquitted in Japan

BBC(電子版)は9月26日、世界で最も長く死刑囚として服役している88歳の男性が、当時の捜査機関により証拠を捏造された可能性が高いとして、静岡地方裁判所から無罪判決を受けたと報道した。

記事は、半世紀近く死刑囚として服役していた袴田巌さんが、上司とその妻、そして10代の子ども2人を殺害した罪で1968年に有罪判決を受けたと説明。だが、当時の捜査機関が有罪判決につながった証拠を捏造した疑いがあるなか、最近、再審が認められたと述べた。そして、死刑囚として過ごした46年間は、袴田さんの精神状態に大きな負担となっており、長期収容による拘禁症状が残り再審公判は出廷を免除。この日も91歳の姉ひで子さんが出廷したと伝えた。記事は、袴田さんの事件は日本で最も長く有名な法廷闘争の一つで、広く世間の関心を集めており、当日法廷には審議を見守ろうと約500人が列をなしたと伝えた。

記事はまた、日本で死刑囚の再審が行われるのは珍しく、袴田さんは戦後日本史上5例目であることや、日本は米国とともに、G7諸国の中で死刑を今も執行している唯一の国であると加えた。

Japan floods: six dead after rain pounds region still recovering from earthquake
復興途中の能登半島で洪水と土砂災害

「ガーディアン」紙(電子版)は9月23日、今年初めの壊滅的な地震からまだ復興作業が続いている能登半島で、大雨による洪水と土砂崩れが発生し、少なくとも6人が死亡*、10人が行方不明だと報道。また、100以上の集落が孤立していると伝えた。
*9月28日現在、死者は13人に増加

Nintendo at 135: Key moments in gaming history
任天堂の創業135年

BBC(電子版)は9月23日、コンピューター・ゲームの開発や販売を行う任天堂が同23日に創業135年を迎えたと報道。もともとは京都の下京区で花札を販売する店だったことや、日本で初めてトランプを製造した会社でもあると伝えた。

Japanese fighter jets fire flares at Russian aircraft for first time in airspace violation
自衛隊の戦闘機がロシア機にフレアで初警告

「ガーディアン」紙(電子版)は9月24日、北海道の礼文島北方で3回の領空を侵犯したロシア軍機に対し、航空自衛隊機が初めて強い光と熱を放つフレアで警告を実施したと報道。ロシアと中国の軍事協力が同域で拡大していると伝えた。

Japan asks China to ensure safety of its citizens after a Japanese schoolboy was fatally stabbed
日本人学校の生徒刺殺、外相が中国に安全保障を要請

「インディペンデント」紙(電子版)は9月24日、日本の上川陽子外相が、10歳の日本人男子生徒が北京で刺殺された事件を受けて、中国の王毅外相に対し再発防止を要請し、日本国民の安全を保証するよう求めたと報道した。

 
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