イギリスのおすすめチョコレート屋さん
ロンドン市内で厳選したこだわりのチョコレート屋さんを中心に、イギリス国内で展開するアルチザン系のショップなどもご紹介! バレンタインにぴったりな極上の一粒を探してみよう。ここで紹介する物件は全てオンライン・ショップがあるので、遠方に住んでいても珠玉の味が楽しめる。
フランス料理の巨匠、アラン・デュカスが手がける至高チョコレート
Le Chocolat Alain Ducasse
フランス料理の巨匠、アラン・デュカスが手がけるチョコレート・ショップが2018年秋、ロンドンにオープン。待望のロンドン1号店は、キングス・クロス駅近く、運河沿いの古い煉瓦の建物を利用した、ハイエンドなショップが集まるエリアにある。現在は2、3号店も展開。世界各地から選び抜かれたカカオ豆を使い、カカオ自体の味を楽しむ板チョコから、とろける生チョコレートなどバラエティーも豊か。風味豊かで繊細な至高のチョコレートを一度お試しあれ。
Le Comptoir Coal Drops Yard店
Unit 15, Bagley Walk Arches Coal Drops Yard London N1C 4DH
020 3668 7753
最寄り駅 Kings Cross
Corner Selfridges店
400 Oxford Street London W1A 1AB
020 3668 7753
最寄り駅 Bond Street
Borough Yards Manufacture店
5 Dirty Lane London SE1 9PA
020 7407 9332
最寄り駅 London Bridge
心まで甘みで満たすメロウな空間
Rococo Chocolates
1981年のオープン以来、スクールを運営する確かな実力とブティックさながらの店構えで、ポッシュなこのエリアで強い存在感を放ってきた「ロココ・チョコレーツ」。マダガスカルをはじめとする数カ所の農園のカカオをブレンドしているため、奥行きのある香りと舌触りのチョコレートを楽しめるのが特徴だ。日持ちするためお土産にもぴったりと親しまれるのは、ハチが刻印されたチョコレート・バー。特に、強い塩気が後を引く「シー・ソルト」の人気は根強い。また、注目はテキスタイルを学んだ創始者によるシンボル・デザインだ。動植物などのモチーフが緻密な線で描き起こされたパッケージは数十種にも及び、その完成度の高さは一枚の絵として部屋に飾りたくなってしまうほど。
Marylborne店
3 Moxon Sreett, Marylebone London W1U 4EP
020 7935 7780
最寄り駅 Regent's Park
Chelsea店
321 Kings Road London SW3 5EP
020 7352 5857
最寄り駅 Sloane Square
西アフリカのカカオ文化をブリック・レーンで堪能
Dark Sugars Chocolates
元々はスピタルフィールズ・マーケットなどでトリュフのストールを出していたNyangaさんは、一端ロンドンを離れ、西アフリカと南アメリカへさらなるカカオの研究の旅へ。3年に渡るリサーチ期間を経て、イースト・ロンドンはブリック・レーンに「ダーク・シュガーズ・チョコレート」をオープンする。木製の器に山積みされたトリュフが何種類も並ぶその様子は、ふとアフリカのマーケットを連想する店構え。一見、野性味あふれるトリュフは、口に運ぶとなめらかで優しい口当たりに思わず驚いてしまうほど。トリュフのほかに、デコレーションされたチョコレートやヴィーガン・チョコレートなど種類も豊富。量り売りで、しかもどの種類のチョコレートも一つの袋に詰めてしまってよいので、目移りしながらトングで好きなだけ入れていく時間も楽しい。同じくブリック・レーンにある2号店「ダーク・シュガーズ・ココア・ハウス」にはホット・チョコレートなどを楽しめるイートイン・スペースもある。
Dark Sugars Chocolates
141 Brick Lane London E1 6SB
最寄り駅 Shoreditch High Street
Dark Sugars Cocoa House
9 Nelson Road London SE10 9JB
最寄り駅 Greenwich
Dark Sugars Ice Creams
21 Nelson Road London SE10 9JB
最寄り駅 Greenwich
エリザベス女王もうっとりの由緒正しい味をどうぞ
Prestat
1902年創業の老舗ながら、ブルー、ピンク、ゴールドのキャンディー・カラーで彩られた店内はなんともポップで女性の心をくすぐる。ライオンとユニコーンを配したロイヤル・ウォラントが今も示す通り、故エリザベス女王の御用達だった上、あの故ダイアナ元妃も大好きだったという格式のあるチョコレート・ショップだ。ここではやはり、スミレやバラなどの香り高いフレーバーを持つプラリネや、「ナポレオン3世」なるトリュフ・シリーズなど、長く愛されてきた味を試してみたい。プレーン、コーヒー、ラム、シャンパンの4種は、創業以来変わらないレシピが自慢。バレンタインには、ショーケースに並ぶ宝石のようなチョコレートを、ピンクのハート型ボックスにたっぷりの愛情と一緒に詰め合わせよう。
Piccadilly Circus店
14 Princes Arcade London SW1Y 6DS
最寄り駅 Piccadilly Circus
宝石のような一粒からはじける驚きと感動
Melt
パッション・フルーツにマンゴー、ブルーベリー、ピスタチオ。弾けんばかりの素材の味が封じ込められた、宝石のような一粒に出合いに行こう。ノッティング・ヒルの閑静なストリートに位置する「メルト」は、チョコレートが恋しくなったときふらりと立ち寄りたくなるような、街角の小さなショコラティエといった佇まいだ。人気デパート、セルフリッジズへの出店や幾多の受賞を経験した今でも顧客との親密な繋がりを大切にしており、店舗は実際に職人の仕事を間近で見られる造りになっている。要望や感想を直接伝えることができるのもうれしい。舌の上でとろけるチョコレートから飛び出す食材そのもののうまみは、喜びや驚きさえもたらしてくれる。少しだけいびつな形をしたそれぞれの粒は、手作り感や愛嬌もたっぷりだ。
Notting Hill店
59 Ledbury Road London W11 2AA
020 7727 5030
最寄り駅 Notting Hill Gate
Holland Park店
6 Clarendon Road London W11 3AA
020 8354 4504
最寄り駅 Holland Park
※セルフリッジズでも購入可
実力派のクリエイティブなチョコレート
Paul A Young
「チョコレートはとてもアーティスティックな素材。どんな風にも形を変えるから想像力を掻き立てられる」と情熱的に語るショコラティエ、ポール・A・ヤング氏は、著作が「ベスト・チョコレート・ブック」に選ばれるなど数々の受賞経験を持つ実力派。伝統を守りながらも常に革新的であるロンドンを意識した、クリエイティブなスタイルが魅力だ。常連の客を飽きさせないため、コレクションは定番の味を残して2週間に1度、様変わり。例えば、寒い冬であれば「丸太小屋で暖炉にあたっている」イメージで作る、キャラメル味をブレンドした葉巻チョコでスモーキーな味わいを。バレンタインには、ブルー・チーズ、クルミなどを使った濃厚なチョコレートが登場する。女性から男性へ贈りたいという要望にも応え、15年物のウイスキーが香る大人の味も用意。豊富なバラエティーがうれしい。
Camden Passage店
33 Camden Passage London N1 8EA
020 7424 5750
最寄り駅 Angel
www.paulayoung.co.uk
https://shop.paulayoung.co.uk(オンライン・ショップ)
遊び心満載の夢のチョコレート空間へ
Artisan Du Chocolat
真っ白な床や壁に映える、チョコレートを模したテーブルに、カカオ畑の写真が彩る天井のドーム、整然とディスプレーされたチョコレートたち。扉を開けた瞬間、甘い香りとともにチョコレートの世界へ誘われてしまうようだ。バラ・マーケットやデパートにも出店するこちらは、豊富な品数や顧客に寄り添う丁寧な接客など、一流百貨店のような雰囲気。幅広いニーズへの対応がうれしく、甘さが気になる人にはシュガー・フリー、そしてキッズ用やビーガン用も取りそろえている。ラッピングは遊び心が満載だ。輝きあるパール・チョコレートは、さながらジュエリー・ボックスのような包みへ。コスメのような瓶詰めや、小さな引き出し風のボックスなど、わくわく感がギフトにも最適。時間があれば、ゆっくり腰を下ろし、ホット・チョコレートを頂こう。甘みも苦みも包括した濃密なチョコレートは、とろんと体へ流れ込み、内からほっとさせてくれる。
Chelsea店
89 Lower Sloane street London SW18DA
01233 505 170
最寄り駅 Sloane Square
※セルフリッジズでも購入可
映画「ショコラ」のような、幸せのチョコレート屋さん
Melange Chocolate Shop
一歩足を踏み入れると、パリ出身のショコラティエ、イザベラさんが大きな笑顔で迎えてくれる。「チョコレートには人が自然に集まってくるの」と言う、旅と出会いが大好きな彼女は、人が集まる場所を作りたいと「メレンゲ」をオープンした。一番力を入れているのは、子どものころから親しんできたチョコレート・バーだ。ジンジャー&ライムや抹茶&ストロベリーなどのやさしい香りをほんの少しだけ付けた15種類のバーは、程よく薄く作られていて、口に入れたとたんに夢のように溶けてしまう。できる限りお手頃な値段で提供するため、パッケージも一つひとつ手作りだ。「ホットなカップルにはホットなフレーバーを」という彼女の一押しは、チリを効かせた大きなハート型のダーク・チョコレート。恋人たちの熱い気持ちを盛り上げてくれそう。ロマンティックな2人なら、ラズベリー、タイム、ラベンダーの香る3色トリュフで甘いひとときを楽しんで。
2 Maxted Road London SE15 4LL
07722 650 711
最寄り駅 Peckham Rye
まるでジュエリーのようなチョコレート
Pierre Marcolini
Marylebone店
37 Marylebone High Street London W1U 4EQ
020 7486 7196
最寄り駅 Baker Street
Harrods店
87-135 Brompton Road Knightsbridge London SW1X 7XL
最寄り駅 Knightsbridge
※セルフリッジズでも購入可
言わずと知れたフランスの名パティシエ・ショコラティエ
Pierre Hermé
Monmouth Street店
38 Monmouth Street London WC2H 9EP
最寄り駅 Covent Garden
※セルフリッジズでも購入可
ロイヤルなピンクのトリュフに酔う
Charbonnel et Walker
Mayfair店
One The Royal Arcade 28 Old Bond Street London W1S 4BT
020 7318 2075
最寄り駅 Green Park
Canary Wharf Store店
Promenade Level Cabot Place West Canary Wharf London E14 4QT
020 7512 9168
最寄り駅 Canary Wharf
Broadgate Circle店
100 Liverpool Street Broadgate Lower Ground floor London EC2M 2AU
020 3874 9036
最寄り駅 Liverpool Street
※セルフリッジズとハロッズでも購入可
イギリス国内に点在するアルチザン系のチョコレート・ショップ
今年は実店舗に足を運べない状況を逆手に取り、オンライン・ショップを使ってイギリス各地の名作チョコレートを堪能してみては。ここではお勧めのショップ5店をご紹介しよう。
Friars
湖水地方で1927年から続く家族経営のチョコレート店。国内で初めてプロセッコ入リトリュフを販売した。イースター用にホットクロス・バン・トリュフなども製造している。
www.friars.co.uk
MONTEZUMA'S
弁護士からチョコレート職人に転職したという、珍しい経歴をもつオーナーが展開するチョコレート・ショップ。
www.montezumas.co.uk
Dormouse Chocolates
ナッツやドライ・フルーツの甘みだけで食す、カカオ100パーセントのチョコレートなどがそろう。英北西部マンチェスターを拠点に、現在は国内のみのオンライン販売。
Pump Street Chocolate
パン屋を営む英東部サフォークの父娘チームが作る、おしゃれなパッケージのチョコレート。風味の異なる缶入りカカオ・パウダーが7種類もあるのは、パン屋さんならでは。
Willie’s Cacao
ベネズエラでカカオ農園を経営していたウィリーさんが英南西部デヴォンで作るチョコレート。柚子、ほうじ茶、ブラック・ガーリック & 味噌など、日本にインスパイアされた商品もある。
Solkiki
カカオ豆がコーヒー豆のように種類豊富であることを教えてくれる、英南西部ドーセットの本格的なチョコレート店。ヴィーガン用やグルテン・フリーなどもそろう。
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