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Mon, 23 December 2024

知って楽しい建築ウンチク
藍谷鋼一郎

スタッフのつぶやき 1 October 2015 vol.1444

1 October 2015 vol.1444

籠

実は私は縁起担ぎというか、ジンクスみたいなのを割と気にするタイプで、いわゆる「死人番号」を普段はできるだけ避けようとしています。ところが英国では「4ツ葉のクローバー」に代表されるように幸運の数字とされているからなのか、4という数字を見かけることがやたらと多いから困ってしまいます。ホテルの部屋番号で444とかざらにありますからね。あとはロンドン地下鉄の改札口。44番があまりにも多すぎじゃないでしょうか。多くの駅は改札口の数が10未満であるにも関わらず、なぜ40番台があんなにも多く存在するか全く理解できません。縁起を気にする人にとって、ロンドンは生きづらい。(籠)

月

「Ai Weiwei」展現代アートはコンテクストを理解しないと真の価値が分からない芸術だと言われることがあります。素人としてはその点にハードルの高さを感じてしまうのですが、現在ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで開催されている、中国人アーティスト、アイ・ウェイウェイの個展「Ai Weiwei」展は、ダイナミックな作品を観て楽しみ、解説を読んで納得し、と構えることなく彼の世界を2度噛み締めることができる興味深いものでした。この床に敷き詰められた陶器製の蟹たち。なぜ蟹なのか!? 答えは会場でどうぞ!(月)

紅

ノルウェーノルウェーはベルゲンに行ってきました。ベルゲンと言えばフィヨルドが有名。船に乗って周遊できるクルーズ・ツアーに参加しました。船は街中の港から出航し、進むにつれて景色も雄大になっていきます。写真はその思い出の一枚です。水面に映る雲が何とも神秘的で忘れられません。(紅)

海

先日、トルコへ初一人旅に行ってきました。ルートはアンタルヤ〜パムッカレ〜カッパドキア〜サフランボル〜イスタンブール。自由に動きたかったのでツアーには参加せず、現地のバスで。一人旅と言っても友達の家がある場所では泊めてもらったり、現地で知り合ったトルコ人と一緒にご飯を食べたり、ホステルではオーナーやほかのお客さんと仲良くなったりと、全く孤独を感じない充実した旅でした。トルコの魅力は、世界遺産の絶景もさることながら、何と言っても人の良さ! 皆、話好きで、人と人とのつながりがとても深い。次はエーゲ海側がいいかな、とすっかりトルコに魅了されてしまった旅でした。(海)

 

藍谷鋼一郎:九州大学大学院特任准教授、建築家。1968年徳島県生まれ。九州大学卒、バージニア工科大学大学院修了。ボストンのTDG, Skidmore, Owings & Merrill, LLP(SOM)のサンフランシスコ事務所及びロンドン事務所で勤務後、13年ぶりに日本に帰国。写真撮影を趣味とし、世界中の街や建築物を記録し、新聞・雑誌に寄稿している。
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