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Sat, 21 December 2024

知って楽しい建築ウンチク
藍谷鋼一郎

スタッフのつぶやき 7 September 2017 vol.1490

7 September 2017 vol.1490

月

日がな一日、オフィスにこもっていると、外が晴れなのか雨なのかすら分からなくなることがあります。しかし、オフィス内引っ越しをして、目の前に大きな窓がある席になったことで、外の様子がよく分かるようになりました。最近の日々の癒しは、目の前に佇む一本の大きな木。目が疲れてくると、青々と生い茂った木をじっと見つめること数秒。それだけで目だけでなく、心もすっと軽くなるようです。名前も付けたらどんどん愛着も湧いてきて、もはやペットのような感覚だったのですが、なんと近く伐採されるという噂が。仕事の合間の小さな喜びがなくなってしまうかと思うと、寂しくてなりません。(月)

“徒”

あるとき突然気が付いてから、ずっと気になっていることがあります。それは、通勤時にネクタイをしているビジネスマンが非常に少ない、ということ。ある日、ホルボーン駅の近くで前から歩いてくる男性を見て、「モルモン教の人かな」と思ったのですが、その人がネクタイをしているからそう考えたらしい、と気付くまでしばらく時間を要しました。改めて周りを見ると、ネクタイをしている人は本当にほとんどいません。金融街じゃないからかとも思いましたが、それにしても少ない。もうネクタイは流行遅れなのですか? それとも夏だったから? 今更ですが、ロンドンのビジネスマンの流行が気になります。(徒)

嵐

ロンドンの北西にあるワトフォード方面まで、月に2回ほど用事があって行くのですが、いつもユーストン駅で電車を待っているときに電光掲示板に「トライング」と表示されており、「英国のことだから、電車が運行するかどうかまだ分からないんだな~」などと思っていました。しかしついこの間、電車の中で「この電車はトリング行きです」というアナウンスを聞いて初めて気付いたのです。ずっと「Trying」と「Tring」を勘違いしていたことに(汗)。かれこれ4年以上も通っているのに……。トリングという街の存在を初めて知った日であるとともに、勝手な想像を巡らしていたことに反省した日でもありました。(嵐)

紅

先日、イタリアのシチリア島へ行ってきました。ニュースにて「イタリアは猛暑で気温40度」などと騒がれていてビクビクしていましたが、訪れたときには30度前後に下がっており、毎日快晴かつドライでパーフェクトな気候でした。イメージ通り青く広がる海。今まで色々なビーチに行きましたが、シチリアのビーチが一番遠浅で、お子様連れの家族には最適だなと思いました。一方で少し離れたビーチはサーフィンにもってこいなくらいの荒波が立っていたりと場所によって全く違うので、お気に入りのビーチ探しも楽しそう。どのレストランでもシーフードは格別で現地の人も友好的。お勧めの旅行先です!(紅)

 

藍谷鋼一郎:九州大学大学院特任准教授、建築家。1968年徳島県生まれ。九州大学卒、バージニア工科大学大学院修了。ボストンのTDG, Skidmore, Owings & Merrill, LLP(SOM)のサンフランシスコ事務所及びロンドン事務所で勤務後、13年ぶりに日本に帰国。写真撮影を趣味とし、世界中の街や建築物を記録し、新聞・雑誌に寄稿している。
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