ニュースダイジェストのグリーティング・カード
Wed, 20 November 2024

知って楽しい建築ウンチク
藍谷鋼一郎

スタッフのつぶやき 4 January 2018 vol.1498

4 January 2018 vol.1498

“月”

友人宅で年を越した後、地下鉄で帰宅する最中に、陽気な酔っ払い学生集団が乗り込んできました。浮かれた若者たちは飲めや歌えやの大騒ぎ。こちらにからかいの言葉を投げ掛けてきます。困っていたら、彼らの仲間で濃ゆいメークにド派手な服装の女の子たちが「バカなことしてんじゃないの! 他人に迷惑かけてるんじゃないわよ!」と一喝。自分たちが降りるまで私をガードしてくれた上、最後はいったん降りたのに戻ってきて「嫌な思いをさせてごめんなさい。ハッピー・ニュー・イヤー!」と握手を求めてくるではないですか。じゃらじゃらアクセサリーに縁どられた温かい手が心に残る2018年の始まりでした。(月)

“徒”

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。この欄で新年の抱負を語らなければいけないのでは、という強迫観念に駆られていたところ、偶然、昨年の「新年の抱負」が出てきました。それを見ると、「ピラティスをやりたい」と書いてあります。しかも「廃墟や砂漠に行ってみたいけれど、それは無理なのでピラティスをする」などと、意味の分からないことをゴタゴタ書いていました。でも結局、オフィスから数分のピラティスのスタジオへすら足を運びませんでした。なので、今年の抱負は「初志貫徹する」にしたいと思います。随分、大きな抱負になってしまいました。(徒)

眠

あけましておめでとうございます。1月6日の公現祭が過ぎるとクリスマス・デコレーションも消え、街は寂しくなりますね。そんな中、1月18日から4日間、ロンドンの街を光のアートで彩る「リュミエール・フェスティバル」が開催されます。2009年にイングランド北東部のダラムで始まったこのイベント。2016年にロンドンで初めて開催され、ピカデリーの上空を巨大な魚のような生物がフワフワと舞ったり、ウェストミンスター寺院では、殉教者の像が極彩色にライト・アップされたりと、幻想的でまるで夢の中にいるような美しさにうっとり。今年最初のイチオシです。暖かくしてお出掛けください。(眠)

“藤”

毎年その1年のゆる~い目標を決めています。2018年の目標は健康と美容、そして体力づくりのための「運動」。体が驚くほど硬く、ロンドンでは汗をかくこともあまりないので、体内に老廃物がかなりたまっていることでしょう。思い立ったときに行動すべしと、年越し前に自宅近くのジムへ入会。週末は朝からジムで汗を流し、爽やかで有意義な1日を過ごす……、という妄想をしていましたが、久々の運動でジムに行った後はかなりヘトヘト。ジムのシャワー・ルームは簡易なもので、自宅でシャワーを浴び直すと睡魔が襲いついつい昼寝。ジムの後も精力的に動き回れる体力をつけるために頑張ります!(藤)

 

藍谷鋼一郎:九州大学大学院特任准教授、建築家。1968年徳島県生まれ。九州大学卒、バージニア工科大学大学院修了。ボストンのTDG, Skidmore, Owings & Merrill, LLP(SOM)のサンフランシスコ事務所及びロンドン事務所で勤務後、13年ぶりに日本に帰国。写真撮影を趣味とし、世界中の街や建築物を記録し、新聞・雑誌に寄稿している。
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