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Fri, 22 November 2024
バスカー土門の人生相談

土門秀明(どもんひであき)
山形県酒田市出身。バブルガム・ブラザーズのギタリストとして活躍後、渡英。2003年、日本人初のロンドン地下鉄演奏許可証(バスキング・ライセンス) を取得。著書に「地下鉄のギタリストBusking in London」(水曜社)がある。入魂のソロアルバム「From the Underground」 、ライブアルバム「Live in Tube」 も絶賛発売中。2012年5月より「地下鉄のギタリスト 第2章 激闘編」として未発表日記、爆笑ボツネタブログを開設!www.domon.co.uk

限界LOVERS by SHOW-YA

Dear ドモンさん
40代の駐在員です。英国に来てから余暇を利用して、ギターとピアノを趣味で練習し始めました。しかしながら、1年近く経とうとしているのに思ったほど進歩が見られません。頑張って練習しているのですが、いまだに人様に披露できるレベルではなく、最近は自分の下手さにうんざりしています。やはり才能の限界なのでしょうか。

回答

限界を感じてからが本当の勝負だよ~ん!

確かに楽器とかやってると、年に数十回は「俺って何でこんなに下手くそなんだろう」って思う時がありますよ。「こんなに練習してるのに、まったく進歩してないなあ。いや、逆に前より悪くなってねーか?」なんてね……。しかし、ここからが本当の勝負なんです。大多数の人はここで「やっぱり自分には才能無いんだ」と思ってやめちゃったりするんですが、実はこれ、耳が良くなってきている証拠なんですよ。CDとかいろんなプロの演奏を聴いたり、周りの上手い人たちの演奏を観たりするうちに、自分の演奏の粗さや音質に敏感になってくるんじゃないですかね。

よく言うじゃないですか、「好きこそ物の上手なれ」って。上手くなる人って、ここでやめずにいつも通りコツコツ練習しているんです。まあ、基本的に好きだからやってるんでしょうが、落ち込もうが何だろうが、弾かずにはいられないんでしょうね。その結果、いつの間にかテクニックが耳に追いつき、実力が一段階グンとアップする。ですから、ここが踏ん張りどころですよ!

そんなあなたに
限界LOVERS
by SHOW-YA

いやー、今聴いても凄いですねー、もう完全に限界超えてます。体力的にも女性がロックやるって大変なんでしょうが、彼女たちの努力と情熱で、男性ロック・バンドを凌ぐ演奏してますよ。何事もあきらめたら終わりです。「Keep on playing!」の精神で、のんびりでもいいから続けてくれい!

 

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