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Fri, 22 November 2024
バスカー土門の人生相談

土門秀明(どもんひであき)
山形県酒田市出身。バブルガム・ブラザーズのギタリストとして活躍後、渡英。2003年、日本人初のロンドン地下鉄演奏許可証(バスキング・ライセンス) を取得。著書に「地下鉄のギタリストBusking in London」(水曜社)がある。入魂のソロアルバム「From the Underground」 、ライブアルバム「Live in Tube」 も絶賛発売中。2012年5月より「地下鉄のギタリスト 第2章 激闘編」として未発表日記、爆笑ボツネタブログを開設!www.domon.co.uk

母に捧げるバラード by 海援隊

Dear ドモンさん
英国に来て数年になりますが、毎年、ゴール デン・ウィークに両親が日本から遊びに来ます。そしてその度に、お米やら醤油やら沢山お土産を持ってきてくれます。今年も例年の通り大荷物を抱えてきたのですが、背負ってきたカバンが食い込んで、2人の肩にアザができているのを発見しました。その瞬間、両親の愛情の重みをありありと実感したんです。両親にどうやってこの恩と感謝の気持ちを返したら良いのでしょう。

回答

「親孝行、したい時には親は無し」。

なんて格言もありますがね。相談者の方、おいくつか書いてなかったんですが、若そうなのに良く出来た娘(息子?)じゃないですか。そういう気持ちを持っているなら、あなたはすでに恩返しをしていると言えるのではないでしょうか。

うちの母も時々、いろいろと送ってきてくれるんですよ。先日はシャンプーを送ってきてくれました。シャンプーは英国でも、というか「いまどきどこの国でも買えるだろっ!」と思ったのですが、そんなこと言うとまた親子ゲンカになってしまうので、黙ってありがたくいだたいておきました(でも送料が結構高いんですよ)。

で、「両親にどうやってこの恩と感謝の気持ちを返したら良いのでしょうか」とのことですが、「いやー、お米も醤油も英国じゃ手に入んないんだよ。ほんと助かりま~す!」と言って、満面の笑顔で貰っておいたらいいんじゃないですか。嘘も方便です(へへ)。

そんなあなたに
母に捧げるバラード
by 海援隊

武田鉄矢さんの、亡き母親に対する強い愛情がにじみ出ている名曲です。しゃべりがメインで、あとは数小節のサビがあるだけという、当時の歌謡曲としては斬新なアレンジでしたね。わざわざ両親が日本から担いできた、ありがたい食材です。毎回感謝して、よ~く噛み締めて食べてくれい!



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