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Fri, 22 November 2024
バスカー土門の人生相談

土門秀明(どもんひであき)
山形県酒田市出身。バブルガム・ブラザーズのギタリストとして活躍後、渡英。2003年、日本人初のロンドン地下鉄演奏許可証(バスキング・ライセンス) を取得。著書に「地下鉄のギタリストBusking in London」(水曜社)がある。入魂のソロアルバム「From the Underground」 、ライブアルバム「Live in Tube」 も絶賛発売中。2012年5月より「地下鉄のギタリスト 第2章 激闘編」として未発表日記、爆笑ボツネタブログを開設!www.domon.co.uk

Streets of London by Ralph McTell

Dear ドモンさん
最近のロンドンの物価高にはホトホト困っています。家賃は高騰してますし、レストランで油断してガバガバ飲んでたりしたら、一人50ポンドくらい軽く超えちゃいます。だからと言ってあんまり節約ばかりしてるのも面白くないし……。何かと大変なロンドン生活ですが、心が和むような曲はありませんでしょうか。

回答

この際「£1=100円」と思えばいんですよ。

いやー確かに参りますね。でも気持ちの持ちようによっては、だいぶストレス無く生活できますよ。それはお金を払うときに「£1= 100円」と計算するんです。それ無理ですか? 最近はポンド安ですから、少しは現実味がある気がしますけどね。

さあ、いつもはバカ高いと思ってたハンバーガー・ショップの£2.99セットは299円ですよ! ロンドンの格安中華レストラン「Wong Kei」のスクランブル・エッグ & ビーフ丼もたった420円です! 家賃だって日本並みか、それ以下じゃないですかっ! 「え、それじゃ給料も下がる計算になるじゃないか(あ、ポンド払いの人ね)」って? 何言ってんですか、山形県酒田市在住の私の弟(サラリーマン40歳)の手取りなんて9万円ですよ。それにこのご時世、給料もらえるだけでもありがたいと思ってください。

問題は、本帰国とかで日本に送金(ポンドから円に交換)するときですよね。オリンピック景気も当てにならないようだし、この際、英国経済再建のためにポンドは使い切って帰りましょうかねえ(泣)。

そんなあなたに
Streets of London
by Ralph McTell

優れた曲を作った音楽家に与えられるアイバ・ノベロ賞を受賞。深夜のレスター・スクエア駅で、先輩バスカーのニールさんが、この曲をしんみりと歌っているのを目撃したことがあります。心に染みましたねえ……。世界一物価の高い都市として知られるロンドンですが、良い面もたくさんあり。この曲を口ずさみながら前向きに生活してくれい!



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