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Fri, 22 November 2024
バスカー土門の人生相談

土門秀明(どもんひであき)
山形県酒田市出身。バブルガム・ブラザーズのギタリストとして活躍後、渡英。2003年、日本人初のロンドン地下鉄演奏許可証(バスキング・ライセンス) を取得。著書に「地下鉄のギタリストBusking in London」(水曜社)がある。入魂のソロアルバム「From the Underground」 、ライブアルバム「Live in Tube」 も絶賛発売中。2012年5月より「地下鉄のギタリスト 第2章 激闘編」として未発表日記、爆笑ボツネタブログを開設!www.domon.co.uk

The Parade of the Wooden Soldiers by Leon Jessel

Dear ドモンさん
はじめてお悩みお送りします。30代も後半に差し掛かって、焦り気味の女子(独身)です。ドモンさんは料理が得意と聞きましたので、私のお悩み解決してください。家でよくカレー(日本のルーを使ったもの)を作るのですが、どうもおいしくできません。友人に作ってあげても、皆、味に関してはノーコメントです。ドモンさんも作ったことあると思いますが、なにかコツなどありますでしょうか。 

回答

いやー、面白いテスト結果がありますよ。

日本のカレー・ルーのメーカーが、一般の人を対象にブラインド・テストをしたんです。ルーを2種類ブレンドしたものとか、にんにくやしょうがをプラスしたもの、インスタント・コーヒーの粉末を入れたもの、などなど、数十種類のバージョンのカレーを作って試食してもらったそうです。結果は……なんと何も特別なものは足さず、普通に箱の裏のレシピ通りに作ったカレーが、一番得票数多かったんですよ。ま、人生なんてそんなもんです。

で、私なりのコツなんですけどね。まず肉、野菜は必ず下味を付けてください。といっても、炒めるときに軽く塩コショウするぐらいで結構です(旨味を引き出してくれます)。アクはそんなに神経質に取らなくてもいいですよ。それと、ここ重要ですっ!水の分量はキッチリと計ってください。大体、失敗するパターンは水加減です(ゆる過ぎたり、しょっぱ過ぎたり)。ここだけは絶対適当にしないように。「適当で良いのは、英国生活だけ」ということでお願いしますよー。

そんなあなたに
The Parade of the Wooden Soldiers
by Leon Jessel

俗に言う「キューピー3分クッキングのテーマ」ですが、原曲は、19世紀にドイツの作曲家が歌劇のために書き下ろしたものである。3分クッキングじゃないですけど、料理はスピードも重要です。それとコンスタントにおいしい物を作ろうと思ったら、分量計測は大事ですぞ。料理番組やレシピ本などで日々コツコツと研究して、仕上げに愛情をひとふりしてくれい!


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