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Fri, 22 November 2024
バスカー土門の人生相談

土門秀明(どもんひであき)
山形県酒田市出身。バブルガム・ブラザーズのギタリストとして活躍後、渡英。2003年、日本人初のロンドン地下鉄演奏許可証(バスキング・ライセンス) を取得。著書に「地下鉄のギタリストBusking in London」(水曜社)がある。入魂のソロアルバム「From the Underground」 、ライブアルバム「Live in Tube」 も絶賛発売中。2012年5月より「地下鉄のギタリスト 第2章 激闘編」として未発表日記、爆笑ボツネタブログを開設!www.domon.co.uk

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Dear ドモンさん
英国で子育てしているママです。日本にいる父の具合が思わしくなく、4歳の子供を連れて3カ月ほど実家で過ごしています。少なくともあと数カ月は、このまま日本に滞在していたいのですが、子供が「英国に帰りたい」と言い出しました。この子にとっては英国が故郷なんですよね。このまま日本にいるのは私のわがままなんでしょうか。ドモンさん、どう思います?  

回答

人間は順応する生き物である。

なんてよく言われますが、確かにそうかもしれませんね。私も一時帰国のとき、一通り日本食を堪能したあとは、「あー、早く英国に戻りたいなー」って思いますよ。でも日本に長く居座っちゃうと、「うーん、これはこれでいいかもねー」って思えてきたりもします。まあ、これは順応というよりは、もうどうでも良くなってきているということのような気もしますが……(もしかして、これを順応と呼ぶのか?)。

私の過去の経験から言いますと、半年が一つのターニング・ポイントになってますね。半年くらい経つと、過去のことを忘れてきて、現在に集中できるようになってきます。それに、その頃になると新しい友人ができたり、学校生活や仕事が軌道に乗ってきたりしますので、生活にも張りが出てきます。これは私の勝手な憶測ですけど、お子さんまだ4歳だし、どこへ行っても十分順応できると思いますよ。ただ、数カ月後、英国に帰る段になったら、今度は「ずっと日本に居たいよー」なんて泣かれることになるかもしれませんけどね。

そんなあなたに
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by Michael Buble

2005年リリース。一時期、ラジオなどでヘビー・ローテーションしてたので、聴いたことある方多いと思います。「Let me go ホーーオーオーーム」という印象的なサビで、哀愁のあるイイ味出してます。歌詞も素晴らしい。色々と事情はあると思いますが、「住めば都」ということわざもあることですし、お子さんとよく相談しながら、前向きに生活していってくれい!



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