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Mon, 25 November 2024

バルテーズが選手が引退 from France

ファビアン・バルテーズ選手 「ル・パリジャン」紙などフランス各紙の報道によれば、フランスのサッカー界で活躍するゴールキーパーのファビアン・バルテーズ選手(35)が引退を決めた。バルテーズ選手は、今年6月にOM(オランピック・マルセイユ)との契約満了後から、いまだ次の受け入れクラブ・チームが決まっておらず、これを期に選手生活に終止符を打つことになった模様。先のW杯で「いまだ現役」を十分にアピールできたはずのバルテーズ選手だったが、彼のレベルに見合った契約を交わせるクラブ・チームが存在しないのが現状で、現役の最後は出発点であった最初のクラブ・チームのトゥルーズで迎えたいという彼の願いも残念ながら叶わなかった。

しかし、現役生活15年。リーグ1出場310回、リーグ2出場39回、英国プレミア・リーグ出場92回。ナショナル・チームでの成績は61勝7敗19分け。1998年のW杯、2000年の欧州杯とフランスを優勝に導くなど、彼の経歴は他に類を見ないほどの輝かしいものだ。さらに彼の現役引退は、グレゴリー・クペ選手などの若手選手に道を譲ることにつながり、ナショナル・チームの活性化にもつながる。現在バルテーズ選手は、骨董市が多く点在するトゥールーズで、奥さんと息子レニー君と3人と共に、近くに住む病に伏せている母親の面倒を見ながらで暮らしている。プロとしての選手生活は終わってしまったものの、バルテーズ選手は今月12日に、ニーム市で行われるシラク大統領夫人主催のサッカー・イベントに出場予定。さらに11月15日にはフランス対ギリシャ戦のキックオフ前に、98年と00年のナショナル・チームのメンバーが集まり、この偉大なゴールキーパーへのオマージュ式典が催される予定になっている。

決勝での頭突きで話題をさらったジネディーヌ・ジダン選手に続いてのドイツW杯参加メンバーによる引退を偲ぶために、当日はフランス国民から大きなそして温かい拍手が送られるであろう。

「Le Parisian」紙 "Barthez va arreter sa carriere"



 

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