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Mon, 25 November 2024

セーヌ川にも「ヌシ」がいた! from France

セーヌ川にも「ヌシ」がいた!
釣りキチよ、アレキサンダー3世橋へ急げ
Le Parisien
スコットランドのネス湖には「ネッシー」、鹿児島の池田湖には「イッシー」、ロシアのヴォルコフ川には「リバーサーペント」と、世界中の淡水地には必ずと言っていいほど巨大な未確認生物(UMA)の存在のウワサがある。「ということは、セー ヌ川にも…」と思っていたら、やっぱりいました。

7月4日付けの地方紙「パリジャン」によれば、セーヌ川左岸のアンヴァリッド(旧軍病院)と右岸のグラン・パレ美術館を結ぶ、パリ一豪華な橋「アレキサンダー3世橋」の高架下で釣りをしていたロベール・カミュさん親子が、なんと1メートル85センチの巨大ナマズを釣り上げたのだ。その日の彼らの「収穫」は結局、1メートル45センチと1メートル50センチの2匹を加えた、計3匹のナマズだったという。

カミュさんはパリ8区にある建物の管理人をしており、日曜日の早朝に息子のビクトール君と一緒に近所のアレキサンダー3世橋を訪れた。カミュさんによれば、5時頃に巨大ナマズはヒットし、釣り上げた後、持参していたメジャーと体重計で測量し、放流したのだそう。その後も、立て続けに2匹のナマズを釣り上げたカミュさん、「パリのど真ん中を流れるセーヌ川に、こんなバケモノが生息してるなんて夢にも思わなかった」とご満悦の様子だ。

日本なら、田舎の沼などには大抵「ヌシ」と呼ばれる巨大ナマズがいたりするものだが、セーヌ川と言えばいわゆるデートスポットの定番。夜などは、ライトアップされたパリの灯が川面に映り、何とも言えない絶妙なロケーションとなる。でもインターネットで調べてみると、セーヌ川はナマズの生息地だという情報も。あの巨大な物体が実はウヨウヨ泳いでいるかもしれないなんて、想像するだけでかなり不気味。でも、幸か不幸か、どんより水が澱んでいるからなーんにも見えないけれど…。

「Le Parisien」 “Bonne pêche en bord de Seine”



 

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