21 December 2017 vol.1497
早くも年末ですね。家の近くにクリスマス・ツリーのポップアップ・ショップが出来ていて、暗くなるとそこだけ縁日の夜店のように明るく浮かび上がっています。そして、クリスマス目前でも駆け込みで購入する人が後を絶ちません。大きなツリーを買い求め、両手で抱えて歩くお父さんと、その横を飛び跳ねながらついていく子供の姿を見ると、英国ではずっと昔から繰り返されている光景なのだろうな、とうらやましくなってしまいます。来年こそは私も濃い緑のモミの木を選んでみたい、と毎年のように思いながら、この時期になると日本へ里帰りし、お正月の松飾りを買うのが常です。皆様、良いお年を。(徒)
街中のイルミネーションも華やかになり、もうすぐクリスマスですね。先日クリスマス・マーケットに行ったときのこと。モルド・ワインを購入しようとしたら「IDは?」と聞かれました。ここ数年、パブやスーパーで聞かれなかったためにIDを持ち歩いておらず、「持っていない」と言ったら案の定、売ってもらえませんでした。せっかく気分も盛り上がっていたのにお酒が飲めないなんて! と思ったら、気分も落ち込み……。イラッとしたので実年齢(飲酒可能年齢より十○歳上です)を言ってみるも効果なし。今回の教訓は、お酒はやめよう! ではなくIDは持ち歩こう! でしょうか。お酒はやめられません(笑)。(渚)
先日、(月)さんと観に行った現代版のダンス「白鳥の湖」で、衝撃的なことが色々起きました。最前列で観ていたのですが、途中、舞台からはみ出た白鳥の羽が(月)さん目掛けてグーンと伸びてきたのです。もう少しで刺さってしまいそうで、ドキドキしました。最後にキャストが羽を振りまきながら踊るシーンでは、「奇麗!」と思って観ていたのですが、気付くとキャストがパンパンに膨らんだ袋を持って目の前にやって来るではありませんか。まさか! と思い、身の危険を感じた瞬間には目の前が真っ白になって、コートやらバッグやらが羽まみれになりました。とても貴重な体験をした気分です。(楽)
(楽)さんが書いている通り、先日、ダンスを観に行って羽毛まみれ(おまけにビールもかけられました)になった私ですが、振り返ってみればこれまで舞台鑑賞の際に様々なものを浴びてきました。よくあるものだと「水」。遠慮会釈なく大量の水をぶちまけられると、笑うしかなくなります。水に加えてワカメを投げつけられたことも。ワカメ。なぜワカメ。頭が真っ白になりました。先日はガーデンを舞台にした芝居で土をかけられました。血のりがかかったことも数度……。後ろの席にすれば浴びる心配もないのですが、前方の席で観る迫力には代え難いのですよね。さて、来年は何を浴びることになるのやら。(月)
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