ATPツアー・ファイナルでの錦織圭
If this was a boxing match, the referee should step in
ボクシングの試合なら、レフェリーが割って 止めに入らなければいけない
BBC Online News 11月19日
ロンドン東部で開催された男子テニスのATPツアー・ファイナルでは11月19日、男子シングルス1次リーグA組の最終戦が行われ、日本の錦織圭はスイスのロジャー・フェデラーに5-7、6-4、4-6で惜敗。同試合をオンライン中継したBBCは「最高の試合」であったと伝えた。
BBCは「今回のツアー・ファイナルにおいてこれまでで最高の試合ではないだろうか。間違いない」とコメント。同試合を「乱打戦」と形容し、「フェデラーは激しい乱闘に巻き込まれた」と述べた。
また解説を務めたティム・ヘンマン氏は「これがもしボクシングの試合なら、レフェリーが割って止めに入らなければいけない」ほどの壮絶な試合であったと伝えた。
Here comes the Son
ヒア・カムズ・ザ・ソン
「エコノミスト」誌 11月14日
「エコノミスト」誌の11月14日発行号は、ソフトバンク・グループの孫正義社長の紹介記事を掲載した。
全部で2700語を超える長文記事で、見出しは孫氏の名字とビートルズの曲名をかけた「ヒア・カムズ・ザ・ソン」。孫氏はアジア圏外ではあまり知られていないが、その存在を「無視するのは賢明ではない」と述べている。
さらに孫氏自身は国際的な視野を持つものの、ソフトバンク・グループは日本的な性格を持っていると指摘している。
Japan ends 'love hotels' affair
ラブ・ホテルが消えていく
「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版) 11月20日
「フィナンシャル・タイムズ」紙の電子版は11月20日、日本のいわゆるラブ・ホテルが、バックパッカー向けのホステルへと改築されている現状を伝えた。
同記事によると、外国人旅行者の急増と日本国内における若年層の人口の減少に伴い、日本ではラブ・ホテルをホステルに改築する動きが見られている。またホステルの多くは当初、米国や欧州からの旅行客を対象としていたが、近年ではアジア人利用客も急増しているという。
She is self-effacing but wilful
控えめなのに頑固
「ガーディアン」紙(電子版) 11月25日
「ガーディアン」紙の電子版は、 11月25日、女優の原節子氏が今年9月5日に95歳で死去していたと公表されたことを受けて、同氏の追悼記事を掲載した。
同紙は記事の冒頭で「小津安二郎の映画作品を知っている人ならば、誰もが原節子に魅了されてしまうだろう」と記述。原氏が出演した小津作品6作すべてにおいて、同氏は「控えめなのに頑固、伝統的でありながら知性を持つ現代的な女性」を演じたと伝えた。
Pleasure or pain?
喜びなのか不快なのか
「タイムズ」紙(電子版) 11月26日
「タイムズ」紙の電子版は11月26日、住宅設備機器メーカーのTOTOが欧州地域で販売するウォシュレット一体形便器「NEOREST AC」の体験記を掲載した。
記事の執筆者は、とりわけ暖房便座を高く評価。「お父さんが30分ほど座ったことで生まれた余熱ではなく、あなたのためだけに暖められている」ことへの感動を示している。
また洗浄機能を使用した感覚について「喜びなのか不快なのか」と自問自答した上で「その境界線にいる」と伝えた。
Scrums of rugby fans visit Buddhist statue
ラグビー・ファンが仏像に殺到
「ガーディアン」紙(電子版) 11月25日
「ガーディアン」紙の電子版は11月25日、ラグビーのワールド・カップ(W杯)イングランド大会で活躍した日本代表の五郎丸歩選手がキック前に取るポーズと似ているとの理由で、岐阜県関市の関善光寺に安置されている仏像を一目見ようと参拝客が殺到していると紹介。同選手と同寺の仏像の写真を並べて掲載した。