日本の刑事裁判の有罪率は99%以上
Carlos Ghosn treatment shines harsh light on justice in Japan
カルロス・ゴーンの扱いで日本の司法制度が厳しい批判の的に
「イブニング・スタンダード」紙 11月23日
「イブニング・スタンダード」紙は11月23日、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)の逮捕を受け、日本の刑事司法制度を批判する記事を掲載した。
記事は、日本の刑事裁判の有罪率が99%以上であり、ゴーン前会長の有罪判定はほぼ確定していると説明。日本では「代用監獄制度」の下、容疑者の拘留が23日間まで認められ、その後も延長を請求することができると説明した。英国では詐欺犯罪の場合、24時間以内に告訴しなければ釈放となると指摘した。
また同紙の記者は、日本では取り調べ中に弁護士の同席が認められていない点に懸念を示し、容疑を否認すれば拘束が長引く「人質司法」は、国際基準からかけ離れたものであると強い口調で批判した。
また記事は、前会長が釈放され、公正な法的手段を通し対処する機会を与えられるべきだと主張した。
Japan battles to slay 'presenteeism' as work culture takes its toll
日本、過労死に繋がる働き方を撲滅するべく闘う
「テレグラフ」紙(電子版) 11月23日
「テレグラフ」紙(電子版)は11月23日、労働者の長時間勤務を解消する時間外労働の上限規制が導入されると説明。だが、日本人の働き方に変化が現れるか疑問だとした。
Six people found dead in mass killing at Japan tourist hotspot
日本の観光地で殺人事件、6人の遺体が発見
「ガーディアン」紙(電子版) 11月27日
「ガーディアン」紙(電子版)は11月27日、宮崎県で起きたおぞましい連続殺人事件発覚の後、同県警は市民に子供たちから目を離さないよう注意を喚起したと報道した。
Survey paints bleak picture of marriage in Japan
アンケート調査で、日本の結婚生活が真っ暗であると判明
「テレグラフ」紙(電子版) 11月27日
「テレグラフ」紙(電子版)は11月27日、「いい夫婦の日」の際のアンケートを紹介。「生まれ変わっても同じ相手と結婚するか」の問いに60%が「いいえ」と答えたと伝えた。
Japanese pensioner arrested and fined £1300 for stealing toilet paper
トイレットペーパーを盗んで20万円の罰金
「テレグラフ」紙(電子版) 12月4日
「テレグラフ」紙(電子版)は12月4日、64歳の男性が、ある病院からトイレット・ペーパーを1個盗んだことで窃盗罪に問われ、罰金20万円を申し渡されたと報道した。
ドイツにおける日本報道
Automanager Ghosn bestreitet Vorwürfe
自動車会社代表・ゴーン前会長が疑惑を否定
「フランクフルター・アルゲマイネ」紙(電子版) 11月25日
「フランクフルター・アルゲマイネ」紙(電子版)は11月25日、日産自動車の前取締役会長、カルロス・ゴーン容疑者が、不正疑惑に対する容疑を否定していると報じた。記事は、同容疑者が日産の財務諸表上に自らの収入を少なく記載するつもりはなかったと検察側に話しているとし、ゴーン前会長が2010年から5年間で約50億円の収入の約半分しか会社の財務報告に開示していなかったと検察が発表したと説明。また同紙は、日本では2010年以降、個人所得が1億円以上になる場合は企業に開示義務があることにも言及している。