英国における日本報道

大阪に日本初のカジノ「夢洲」 - 自民市議団からも反対の声

Backlash in Osaka as ‘Dream Island’ leads race to open Japan’s first casino

「ガーディアン」紙（電子版） 4月12日

「ガーディアン」紙（電子版）は12日、先月末に大阪市議会が、大阪府と市が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート（IR）の関連議案を賛成多数で可決したことに触れ、府・市は4月28日の期限までに国へIR整備計画の認定を申請すると述べた。

しかし、この計画には多くの市民団体が反対を表明しており、国政ではIRを推進する立場にある自民党においても、自民党大阪市議団がIR誘致の推進に異論を唱えていると同紙は報道。日本維新の会の松井一郎市長らがこれまで「カジノに税金は一切使わない」としてきたものの、昨年末、建設予定地に液状化対策が必要になることが分かり、約790億円を市が負担する方針を発表したことなどを挙げた。またこれに対し、同市議団が「事業者の言いなり」などと批判したと報道した。同紙はさらに、日本がもともとギャンブルに対し消極的な国であることも加えた。

Rōki Sasaki: the 20-year-old tsunami survivor behind the greatest game ever pitched
記録を塗り替えた佐々木投手は20歳のサバイバー

「ガーディアン」紙（電子版） 4月14日

「ガーディアン」紙（電子版）は14日、千葉ロッテの佐々木朗希投手がプロ野球界28年ぶりの完全試合を達成したと伝えた。13人連続奪三振は日本新記録であること、同選手が陸前高田市出身で、東日本大震災で父親を亡くしたことも併せて紹介した。

Japan’s former princess Mako Komuro gets her first US job
日本の元プリンセスが米国で勤務を開始

「インディペンデント」紙（電子版） 4月15日

「インディペンデント」紙（電子版）は15日、弁護士資格の取得を目指す小室圭さんと結婚し米ニューヨークに移住した元皇族の小室眞子さんが、米マンハッタンのメトロポリタン美術館（MET）でボランティア勤務を始めたと伝えた。

An ode to Tokyo’s Nakagin Capsule Tower
中銀カプセルタワービルにさよなら

「フィナンシャル・タイムズ」紙（電子版） 4月16日

「フィナンシャル・タイムズ」紙（電子版）は16日、黒川紀章氏の代表建築で、築50年の銀座の「中銀カプセルタワービル」の解体工事が始まったと報道。高度成長期を代表する現代建築で保存を願う声もあるが、老朽化のため解体されると伝えた。

US lawmakers affirm Japan alliance eyeing China, North Korea
首相と超党派議員団が日米の緊密な連携確認

「インディペンデント」紙（電子版） 4月17日

「インディペンデント」紙（電子版）は17日、岸田首相が訪日中の米超党派議員団と会談し、「自由で開かれたインド太平洋」のための米両国の緊密な連携を確認したほか、ウクライナ情勢、中国や北朝鮮の情勢などについて意見を交わしたと伝