「ガーディアン」紙の電子版は5日、「和食はいかにして英国を席巻するのか」と題した記事を掲載した。
同記事では「『Washoku(和食)』ほど大きな喜びとともに発せられる単語はほとんどない」と述べた上で、最近になってユネスコ無形文化遺産に登録されたことで、和食が世界中で急激に広まるはずと主張。また英国のセレブ・シェフとして知られるヘストン・ブルメンタール氏が、世界的に活躍する一流シェフたちとの情報交換などを目的として定期的に日本を訪れていることにも触れている。
またシェフ兼批評家のヴァレンタイン・ワーナー氏が、スカンジナビア料理の次には日本食がブームになると述べた発言を引用。さらに同紙は「完璧な状態に仕上げたラーメン・スープの作り方であれ、口の中でとろけるような刺身のさばき方であれ、和食において一つの技術を習得するには何年もの時間を要する」と伝えている。
Fri, 14 February 2025