「ガーディアン」紙の電子版は24日、スコットランドのエディンバラで開催されている国際ブック・フェスティバルに出演した日本人作家の村上春樹氏によるトーク・イベントの様子を伝えた。
同紙は当日の村上氏の様子を「陽気で、鷹揚としており、とてもユーモアがあった」と形容。村上氏はすべての質問に対して英語で応じ、同氏独特の素直な物言いに観客が笑い声を上げていたと伝えた。またイベントに同席した通訳者は、同氏と妻の陽子氏がかつて東京で経営していたバーのウェイトレスであったことが明かされたとも述べている。
さらに自身の作品の翻訳についての見解を問われた村上氏は、英訳版の原稿を読む限り、問題は見当たらないと回答。誤訳を見つけた際には翻訳者に電話すると説明した。
Mon, 07 October 2024