1月16日付の英各紙の一面は、昨夜英下院で行われた採決で、欧州連合(EU)離脱合意案が大差で否決されたと一斉に報道した。メイ首相の提案した合意案は、離脱派と残留派の双方から、妥協の産物として退けられたことになる。
各紙はメイ首相の姿と共に「歴史的な屈辱」(インディペンデント紙)、「いままでにない最悪の敗退」(メトロ紙)、などと言う見出しで結果を伝えた。
最大野党・労働党のコービン党首が昨夜、不信任案を提出しており、16日、英議会はメイ内閣の不信任案を審議する。
離脱案の否決とメイ首相の敗北を伝える16日の英各紙