アース・マラソン達成、間寛平のギャグ 「アーメーマー」、窮地に立たされ「ナーンマーイダー」、懐かし「ロマンチックが止まらない」のシーシービー(CCB)。音引きが3つある点で、みなチャーリー・シーンと仲間だ。氏名に3つとは珍しい。

なんてことはどーでもよかった。今すごいことになっているのだ、ちゃーりーしーん。ちょいと前まで、日本では「マドラスの靴の宣伝に出ている人（またはハリウッド俳優）」で通っていた。なのに今では、欧米だけでなく、日本でも連日、ニュースで取り上げられる「ときの人」。記事タイトルを一部列挙すると、「チャー リー・シーン（以下チ）が謝罪! 降板させられ た番組の代役にケンカを売るも肩すかし」「チ、同居しているポルノ女優2人と結婚を希望」「ゴタゴタ続きのチ、人道的支援のためハイチへ !」「チ、何もしなくても年間20億円以上? 出演 しなくてもギャラもらえる契約」「別居中の妻、 チ相手に接近禁止令を取得」「チ、ツイッター開始! 24時間でフォロワーが100万人」。そして、「警察がチの自宅を家宅捜査」の記事にある写真キャプションが、「なぜかナタを振り回すチ」だと。

迷言、暴言、奇行を乱発する「大物」トラブル・ メーカーは、マスコミ人にとっては舌なめずりしたくなる格好の餌食。「オレは生まれついての勝者」で「トラの血が流れている」と言ってるらしいが、冷静に見て、彼は「窮鼠」で「猫を噛んでる」状態。必死に世間、または常識という「猫」に抵抗しているが、もてあそばれ、飽きられたら最後、ひとっ掻きで抹殺されるのがオチだろう。今のうちに、「チャーリー★シーンの断末魔」とでも銘打ったドキュメンタリーでも公開すれば当たるんじゃなかろうか 。