夫ウィリアム王子の年収は?
「桃栗3年、柿8年」より長い、足かけ10年の交際期間を経て、ようやっと先月29日に、晴れてウィリアム王子(28)との「ロイヤル・ウエディング」を成就させた、「ウェイティー(待ちの)・ケイティー」ことケイト(キャサリン)妃(29)。「なんとか三十路前に決着を」という、王室・ウィリアム王子・ケイト三者間の様々な思惑を感じるのは勘ぐり過ぎか。結婚式も29日だったし。
とにかく嫁いだ先は、英国のテッペン。大姑エリザベス女王(85)の資産は、日本円にして約9000億円。バッキンガム宮殿(4000億円以上)に、スコットランドのバルモラル城、そのほかの不動産8000億円相当分と、複数の種馬牧場、世界一の切手蒐集など。加えて、政府給付金が年10億円。忘れちゃいけない、英国内の白鳥たち(すべての白鳥は国王所有)。ゆくゆくは彼ら夫婦に受け継がれる。
一方、舅のチャールズ皇太子(62)は、所有地ダッチィ・オブ・コーンウォール・エステートの昨年度収入が22億円。ここから従業員150名分の給料分8億円以上に税金などが引かれる。小舅ヘンリー王子(26)は、ダイアナ妃から遺産相続した信託基金が8億円。25歳以降、配当金として毎年3600万円を受け取っており、 4年後の30歳から自由に口座アクセスが可能となる。陸軍ヘリ・パイロットとしての年俸は400万円と、意外に少ない。
肝心の夫ウィリアム王子の資産価値はといえば、遺産相続はヘンリーと同様で、空軍航空中尉の年収が約560万円。とはいえほんの一時、未来はバッキンガムにあり。一度は、王室から「破局」を公表されたが、土俵際でふんばった甲斐があったというもの。王子をベタボレさせたケイト・マジックによる逆転大ホームラン。史上最大の玉の輿だ。