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Tue, 19 November 2024

知っているようで知らない英国の紅茶。

英国といえば紅茶のイメージだが、確かに英国人たちはよく紅茶を飲む。気分がいいときも悪いときも、そして何でもないときも、なにかといえば「I’ll put the kettle on」と、とりあえずお湯を沸かして紅茶を作ろうとする。今回は、気取らない毎日の1杯から上等な来客用まで、英国でよく飲まれている紅茶のブランドをピックアップした。英国人の間でも意見の分かれる紅茶の入れ方や飲み方、保存方法なども併せてご紹介。さらに、体調を整えるために手軽に入手できるハーブ・ティーについてもお伝えする。(取材・執筆: 英国ニュースダイジェスト)

参考: UK Tea & Infusions Association、www.tea.co.ukwww.kataoka.com ほか

紅茶にまつわる英国史

お茶が飲まれるようになったのは、紀元前の中国が最初。だが欧州へ広まるまで時間がかかり、英国人が紅茶を飲むようになったのは17世紀半ばだった。英国には先にコーヒーが上陸していたため、初めて紅茶が紹介されたのはロンドンのコーヒー・ハウス。最初に紅茶を提供したのはシティに店を構えていたトーマス・ガーウェイ(Thomas Garway)氏だったことが分かっている。同氏は1657年から飲料と茶葉を一般の人々に向けて販売したが、その価格は1ポンド(約450グラム)あたり6~10ポンド(現在の価格にして約630~1050ポンド。約10万~18万円)と驚きの高値だった。広告では、紅茶の利点として「体を活発にし、元気にする」「高齢に至るまで完全な健康を保つ」と宣伝。真っ先に貴族が贅沢の一つとして、アフタヌーン・ティーをはじめとする喫茶の習慣を身に付けた。

高価格にもかかわらず紅茶は急速に人気を得て、1700年までには紅茶のせいでパブでのアルコール類の売り上げが低下する事態が発生。パブのオーナーたちは困惑し、政府も思うように酒税収入が得られず、チャールズ2世は紅茶を販売する店にライセンス取得を義務付けたほか、一時は紅茶に119パーセントの税をかけるなどした。

しかし紅茶人気は衰えることなく、18世紀後半に英国が産業革命に成功すると中流階級にも愛飲されるようになり、やがて東インド会社の独占輸入権が失効したため輸入が自由化。さらに、植民地であったインドで紅茶の栽培に成功したことで、大量の紅茶が安く手に入るようになり、労働階級の人々も気軽に楽しめる飲み物となった。アヘン戦争、ボストン茶会事件など、他国との争いの原因にもなった紅茶。英国人がそうまで紅茶を愛するのは、英国の気候や水質に合うからなのか。誰もはっきりとした答えを出していない。

英国で人気の高い紅茶ブランド10選

昔から飲まれているブランドから最新のものまで、数ある英国ブランドの中からスーパーやオンラインで気軽に購入できる10ブランドを厳選した。飲み比べて自分好みの味を見つけてみてはいかがだろうか。

English Breakfast Loose LeafBrew Tea Co
ブリュー・ティー・カンパニー

2012年に2人の紅茶好きによって英北部リヴァプールで誕生したブリュー・ティー・カンパニー。その後同マンチェスターに移り、以来テイスティング、ブレンド、パッキングそしてティーバッグのバッグ作りまで、全てのプロセスを自分たちで行う。社会や環境に配慮した公益性の高い企業の証である「Bコープ」の認証を受けており、公平で公正な茶葉栽培者とのみ取引。写真の「イングリッシュ・ブレックファスト」は、力強い味わいに麦芽を思わせる芳香で、朝の目覚めの1杯に最適。3年という年月をかけて生み出された同ブランド自慢のブレンドだ。

English Breakfast Loose Leaf
£6 / 113g
www.brewteacompany.co.uk

Yorkshire TeaYorkshire Tea
ヨークシャー・ティー

1977年にベティーズ&テイラーズ・グループから発売されたヨークシャー・ティーは、英北部ヨークシャーで生まれたものの、現在はどこのスーパーでも手頃な価格で購入でき、英国家庭で最も日常的に飲まれている人気ブランド。インド、スリランカ、ケニアの茶葉を厳選してブレンドした、ミルク・ティーにぴったりのバランスの良い味わいと深いコクが特徴だ。どんな水質でもおいしく飲めるよう、硬水用と軟水用が作られているほか、よりリッチな味わいのゴールド、デカフェ、そしてビスケット味やトースト&ジャム味などのフレーバー・ティーもある。

Yorkshire Tea Tea Bags x80
£3.30~
www.yorkshiretea.co.uk

Tetley Original Softpack Tea Bags x160Tetley
テトリー

テトリーは1837年にジョセフ&エドワード・テトリー兄弟により英北部ヨークシャーで創業された。英国とカナダで最大の紅茶ブランドであり、英国で初めてティーバッグの紅茶を販売したブランドでもある。英国人の嗜好に合わせ、1989年には紐の付いていない丸型ティーバッグを発売。2000年にはインドのタタ・グループの子会社となり、タタが所有するインドとスリランカのプランテーションの茶葉を使用している。手軽な価格の巨大ブランド商品だが、グレート・テイスト・アウォーズの星一つを持った実力派だ。

Tetley Original Softpack Tea Bags x160
£3.70~
www.tetley.co.uk

Clipper Organic Everyday Tea Bags x80Clipper
クリッパー

クリッパーは、1984年に英南西部ドーセットの夫婦によって始められた。英国の市場で初めてオーガニックの紅茶を取り入れ、最高品質のアッサム・ティーを地元の健康食品店やカフェで販売。やがて94年には国内初のフェアトレード認証を受け、現在では50カ国以上で150種を超えるお茶を展開している。紅茶以外にも緑茶やハーブ・ティーがあるが、同社の全商品は今もドーセットのビーミンスターにある工場でブレンドされている。なお、ブランド名のクリッパーは19世紀に中国からの紅茶を迅速に運ぶために使われた、快速帆船の名称に由来する。

Clipper Organic Everyday Tea Bags x80
£3.50~
www.clipper-teas.com

Twinings Earl Grey Tea bags x80Twinings
トワイニングス

トワイニングスは、トーマス・トワイニング氏によって設立。1706年、ロンドンのストランドに英国初の茶葉ショップ併設のティー・ルームを開業し、現在でも営業は続いている。また、アール・グレイを最初に販売したブランドでもあるとされる。所説はあるが、1830年代に当時の首相チャールズ・グレイ卿とその使節が中国を訪れた際に、中国の官僚の息子を事故から救ったという。中国は感謝のしるしとして茶葉と、それを再現するレシピを贈った。それが現在世界中で愛されているアール・グレイの元なのだとか。

Twinings Earl Grey Tea bags x80
£4.80~
https://twinings.co.uk

The Original Biodegradable Black Tea Bags x40PG Tips
ピー・ジー・ティップス

1930年代に紅茶メーカーのブルック・ボンドがPG Tipsを「Pre-Gestee」という名で発売(現在はユニリーバ)。これはDigestive Teaの変形で、食事の前に消化を助けるために飲むことを意味していた。食料品店やセールスマンがこれをPGと略していたことから、今の名称に定着したという。意外と知られていないのは、カフェインが0.2パーセントに抑えられていること。胃にも優しく苦みやクセも少ないすっきりした味わいなので、ストレートで飲むことも可能だ。また、茶葉が中で流動しやすいピラミッド型のティーバッグを最初に導入したのはPG Tipsだった。

The Original Biodegradable Black Tea Bags x40
£1.60~
www.pgtips.co.uk

Rare Earl Grey Loose TeaRare Tea Co
レア・ティー・カンパニー

2004年に創業したレア・ティー・カンパニーは、ブローカーではなくお茶農家や茶園から直接茶葉を仕入れるダイレクト・トレードを誇りにするブランド。紅茶には生産者と最終的な買い手との間に多数の業者を介することがあり、その結果生産者はほんのわずかな収入しか得られないというシステムが存在する。レア・ティー・カンパニーはその悪しきサイクルを断ち切ろうと努めている。「フィナンシャル・タイムズ」紙から「世界一の味」とお墨付きをもらったアール・グレイは、クリアで香り高いながらも繊細な味わいで、後味はまろやか。

Rare Earl Grey Loose Tea
£6.99~/50g
https://rareteacompany.com/

Afternoon Blend Loose Leaf CaddyFortnum & Mason
フォートナム・アンド・メイソン

イングランドとスコットランドが連合し、グレート・ブリテン王国が誕生した1707年に創業。王室御用達の店として質の高い商品を販売することで知られ、日本をはじめ各国の人気や信頼も高い。スウィーツやハンパ―などでも知られるF&Mだが、1番人気はやはり紅茶。写真のアフタヌーン・ブレンドは、セイロンの茶葉をブレンドした、さっぱりとしていながらコクのしっかりした紅茶。ミルクを加え、スコーンと合わせることを念頭に置いているが、冷やしても透明度が高いため、同社のブレンドの中で最もアイス・ティーに適している。

Afternoon Blend Loose Leaf Caddy
£15.95/250g
www.fortnumandmason.com

Teapigs Everyday Brew Tea Temples Tea Bags x15teapigs
ティーピッグス

世の中がコーヒー・ブームにあった2006年、リーフ・ティーの魅力を取り戻そうと集まった同志たちによってロンドンで始められたティーピッグス。伝統的で堅苦しい紅茶の世界を打ち壊すべく、ポップなイラストのパッケージとナチュラルで力強いブレンドで勝負を懸けた。現在では英国全土のカフェやデリ、フードホールや食料品店、ホテルやレストランなどで見つけることができるうえ、40カ国以上で販売されている。また、157以上のグレート・テイスト・アウォーズを受賞しているので、心意気だけではなく味の方もお墨付きだ。

Teapigs Everyday Brew Tea Temples Tea Bags x15
£4~
www.teapigs.co.uk

Earl Grey Loose Tea No33Whittard of Chelsea
ウィッタード・オブ・チェルシー

1886年に紅茶商ウォルター・ウィッタード氏によって、ロンドンのフリート・ストリートでショップを開業。以来1973年まで家族経営が続いたが、以降、事業の拡大と縮小を繰り返し今に至る。2016年にはコヴェント・ガーデンのマーケットにティー・ルームを開設。ロンドンを訪れる観光客にもファンを増やしている。コヴェント・ガーデン・ブレンドやピカデリー・ブレンドなど、お土産にはぴったりの商品も展開。写真のアール・グレイには青いコーン・フラワー(矢車菊)がブレンドされ、見た目にも英国らしさを底上げしている。

Earl Grey Loose Tea No33
£8~/100g
www.whittard.co.uk

いまさら聞けない紅茶の6つの基本

まことしやかに語られるアフタヌーン・ティーの際の紅茶の飲み方から、イングリッシュ・ブレックファストの意味、ティーバッグとリーフ・ティーの違いなど、知っておいたら役に立つ紅茶にまつわる6つの豆知識をご紹介。

1. ダウントン・アビー式の紅茶の飲み方

19世紀の英国の貴族たちは紅茶を楽しむためにさまざまなルールを作った。だが、現在そのルールを率先して守ろうとする一般の英国人は多くはないかもしれない。たとえば、スプーンでティーカップの紅茶をかき混ぜるときは、円を描くのではなく、時計でいえば12時と6時の間を往復させる。また、かき混ぜた後のスプーンはカップの手前ではなく向こう側へ置くこと。飲む間は視線は紅茶に向け、きょろきょろしないなど、注意事項はいくらでもある。

ダウントン・アビー式の紅茶の飲み方

2. イングリッシュ・ブレックファスト・ティーとは

イングリッシュ・ブレックファストというと、ベーコンやベイクド・ビーンズの付いた朝食を想像するが、イングリッシュ・ブレックファスト・ティーは、アッサムとセイロンの茶葉をブレンドしたコクのある濃厚な紅茶で、ミルクや砂糖とよく合うのが特徴。イングリッシュ・ブレックファスト(朝食)の消化を助け、これから始まる1日に活力を与える風味豊かな紅茶だといえる。英国で最もよく飲まれているブレンドの一つで、さまざまなブランドから発売されている。

イングリッシュ・ブレックファスト・ティーとは

3. ビルダーズ・ティーって何?

ビルダーズ・ティーはその名の通り、建設労働者や工事現場の人々に愛される紅茶のスタイルのこと。一般的には、アッサムやケニアなどの強い味わいを持つ紅茶のティーバッグをマグカップに入れ、熱湯を注ぎこみ長めに抽出。しっかりと色が出たら牛乳と砂糖を気が済むまで入れ、スプーンや現場の道具など、手に入るものでかき混ぜる。ただこうしたイメージは、1970年ごろに放送されたPG Tipsのテレビ・コマーシャルに負うところが大きいという。

ビルダーズ・ティーって何?

4. 英国で1番高い紅茶

英国で1番高い紅茶は、バッキンガム宮殿にほど近い高級ホテル、リューベンス・アット・ザ・パレスのラウンジで供されるポットの紅茶。カップ3杯分ほどの紅茶が500ポンド(約8万6000円)だという。これは希少価値が高い茶葉を使っているためだ。茶葉は部位によって等級が異なるが、ここでは「ゴールデン・ティップス」と呼ばれる、最高クラスの茶葉の先端部分を使った、PMDティーというスリランカの高級ブランドのものだそう。

英国で1番高い紅茶

5. ティーバッグとリーフ・ティーの違い

手軽で便利なティーバッグ。だが、ティーバッグの紅茶は単にリーフ・ティーが紙の袋に詰められているのではない。ティーバッグ用にはそもそもリーフとは等級の違う茶葉が使われている。一般的に、ティーバッグは粉状の「ダスト」、または「ファニングス」と呼ばれる細かくて「低品質」のものを使う。ここでの低品質は必ずしも味の悪さにつながらず、単に使用される茶葉の部位や形態を示しているそう。対照的に、リーフ・ティーは一般的には茶葉全体を楽しむ。

ティーバッグとリーフ・ティーの違い

6. 専門家はどうやって入れてる

フォートナム&メイソンのバイヤーによると、紅茶を入れる際は、常に新鮮な水を使うこと。再沸騰させると酸素が失われ、それが紅茶の味に影響を与える。リーフ・ティーを使う場合は、1人分がティー・スプーン1杯。人数分に加えポットの分も1杯追加しポットに入れる。沸騰したお湯を注いで待つこと3~4分(濃い目が好きな方は5分)。ミルクが先か紅茶が先か議論があるが、味には関係ないのでお好きな順でカップあるいはマグに注いで召し上がれ。

専門家はどうやって入れてる

番外編ハーブ・ティー12選

英国人が紅茶と並んで愛飲するハーブ・ティー。健康志向も手伝い、多くの紅茶ブランドから独自のブレンドが発売されている。百花繚乱ともいえるハーブ・ティーの中から、気になる商品をピックアップした。

*効果には個人差があります。また、妊娠中の方や疾患を持つ方は購入前に必要に応じて医師にご確認ください。

Inner Peace Sweet Fig and Rooibos Tea with AshwagandaInner Peace Sweet Fig and Rooibos Tea with Ashwaganda

アーユルヴェーダに利用され、ストレスへの適応能力や免疫力を上げる別名スーパーハーブとも呼ばれるアシュワガンダの根が配合された、イチジクとバニラ風味のルイボス・ティー。

Twinings/£3.99

Soulful Blends ResetSoulful Blends Reset

アーユルヴェーダからインスパイアされ生まれた、「トワイニングス」の新商品。桃、オレンジの花、そしてイラクサのバランスの良い香りと甘めの飲み口が、忙しい合間に安らぎのひと時を与えてくれる。

Twinings/£3.49

Cold Infuse 'Vitality' Raspberry & HibiscusCold Infuse 'Vitality' Raspberry & Hibiscus

ラズベリーやハイビスカスの酸味があるすっきりとした味わいの水出しハーブ・ティー。1パックで1日のビタミンCの推奨摂取量75パーセントが補える優れもの。

Twinings/£3.95

Original ChaiOriginal Chai

英西部ブリストルで生まれた「パッカ」のチャイは、カルダモンやシナモンに、抗ウイルス作用のあるリコリスが入ったオリジナルのハーブ・ティー。ミルクや砂糖を入れなくとも十分に甘みを楽しめる。

Pukka/£4.19

Restoring RootsRestoring Roots

発汗を促す生姜、シミ・そばかすの防止となるターメリック、抗酸化作用のある黒コショウ入りのされたスパイシーな風味のハーブ・ティー。体温を上げ、気分を高めてくれる。

Clipper/£2.99

Snore & PeaceSnore & Peace

心身をリラックスさせるカモミールとラベンダーが配合され、レモン・バームの爽やかな味わいが特徴の王道のハーブ・ティー。心安らぐ香りで、就寝前の読書のお供にも最適。

Clipper/£2.99

Chai RelaxChai Relax

ルイボス・ティーを知り尽くした老舗「ティック・トック」のルイボス・ティーは、シナモン、生姜、カルダモンなどの体を温めるスパイスをブレンド。濃厚なバニラの味もポイントだ。

Tick Tock/£2.15

Ginger BoostGinger Boost

抗ウイルス作用や創傷治癒作用など体の免疫機能を高めるエキナセアに、生姜やレモン・ピールを加え、体の芯から温まるルイボス・ティー。心身共に疲れたときの1杯に。

Tick Tock/£2.15

Lazy days lemon & ginger teaLazy days lemon & ginger tea

おしゃれなパッケージがかわいらしい「ティーピッグス」のハーブ・ティーは、生姜、レモングラス、レモン・ピール、リコリスの根をブレンド。レモンの爽やかな香りが楽しめる。

teapigs/£5.20

Mint Garden DigestifMint Garden Digestif

英国の家族経営で知られるブランド「ドラゴンフライ・ティー」のミント・ティー。ペパー・ミントとフェンネル・シードが食後の口内をすっきりとさせ、消化をサポートしてくれる。

Dragonfly Tea/£2.69

Vanilla RooibosVanilla Rooibos

マダガスカル産の優良品質グレードのバニラ・ビーンズで甘い香りのブルボン・バニラが入ったルイボス・ティー。ノンカフェインでリラックス効果や体温上昇が期待できる。

Dragonfly Tea/£2.79

Chamomile, Vanilla & Manuka HoneyChamomile, Vanilla & Manuka Honey

カモミールやバニラに、ビタミンが含まれ高い抗菌作用のあるマヌカ・ハニーを加えたハーブ・ティー。リコリスによる甘い飲み口が心地良く、ゆったりとした気分にさせてくれる。

Pukka/£4.19

 

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