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Mon, 23 December 2024

RMK AUTUMN BROWN
今年の秋に知る新たなブラウンの世界

グリーンやピンク、オレンジなど、ポップで健康的な色味に、
ほのかに輝く偏光パール。
女性であること、メイクできることを
ハッピーに感じさせてくれるコスメ・ブランド、
RMKが2010年秋冬に提唱するのは、
「オータム・ブラウン」。
秋の定番色、ブラウンに、RMKならではの
光と煌めきをプラスすれば、
これまでにないブラウンの世界が広がる。
今回は、RMK専属メイクアップ・アーティストによる
秋冬メイクをベースとポイントに分けてご紹介。
誰もが気軽に楽しく「今年の顔」に……。

before - after

ベース・メイク中、「ポイントは、ポイントがないということ」と言って笑ったのは、RMKのクリエイティブ・ディレクター、RUMIKOさんのテクニックを継承する14人のRMK専属メイクアップ・アーティストの一人、中水康博さん。素肌らしさを追求しつつ、素肌では決して成し得ない透明感と立体感を実現するRMKのベース・メイク。さぞ独自のテクニックを要するのかと思いきや、「プロだけでなく、一般の人が誰でも簡単に奇麗になれる」ことこそ、RMKのメイクのポイントだと言う。

隠すのではなく明るさをプラスする ── そうすることで、健康的で、一人ひとりのありのままの魅力を最大限に生かすメイクが完成する。

透明感と立体感 ── そんな一見、相反するようにも思える2つの要素を両立させるポイントは、下地からコンシーラー、クリーム・ファンデ、パウダーと一つひとつのプロセスをおろそかにせず、でもそれぞれを薄付きにすること。特にファンデはごく少量で、そばかすも完全に隠すのではなく、顔全体で見て目立たなければOK。パール粒ほどの量のファンデを手のひらで伸ばしつつ、中水さんが「他人の顔を目の前まで近付いて見る、なんてことはないですからね」と微笑む。コンシーラーやパウダーは、欠点を覆い隠すのではなく、明るさをプラスするために使う。そうして色と光のベールを幾層にも纏った肌は、やがて素肌が喜ぶ、自然な透明感溢れる肌に生まれ変わるのだ。

米ニューヨークでメイクアップ・アーティストとして活躍しているRUMIKOさんが、ブラウンに注目したのは、80年代のこと。「ブラウン一つで、すべてを実現できる」。そう感じながらも、自らのブランド、RMKでこれまでブラウンを前面に打ち出してこなかったのは、求めるクオリティーが出せなかったから。固めないと色が出ない、でも固めると粉落ちしてしまう……。しかし今、開発テクノロジーがRUMIKOさんの思いに追いついた。

今年、RMKが提唱するのは、見る者に雄弁に訴えかける、 奥行きのあるブラウン。ポイントはベース・メイクと同様、「重ねること」。ホワイト・ベースでふわりと明るくなったま ぶたの上にディープ・ブラウンをのせると、その発色の良さに一瞬、躊躇いを感じるかもしれない。「そうでしょう? でも気にしないで大丈夫。最後にパールを重ねれば、自然な立体感が生まれるんですよ」と語る中水さんの言葉通り、3つのプロセスを経て生み出されたブラウンのグラデーションは、深みと柔らかさ、輝きを目元に与えてくれる。

「服を着替えるように、メイクも色々楽しんでほしい」、そう言いながら目元のメイクを終えた中水さんが、次に取り出したのは、淡いピンクやローズ、ゴールド・ベージュなど、明るく優しい色味のチークとリップ。RMKならではのヘルシーな色味を軽くプラスするだけで、ブラウンの世界に温かみと優しさが広がる。ときに大人びて、ときにキュートに。今年の秋冬は、変幻自在なブラウンで、様々な表情を楽しんでみたい。

ベース・メイクアップ

Base Make How To

下地1. 下地

高度なテクニックは一切不要。適量を手に取って、顔全体に均一に伸ばすだけ。夕方、くすみが気になるという人には明るめの色、毛穴が気になる、キメを整えたいという人にはノー・カラーがお勧め。

Product
1. Creamy Polished Base 01

肌の凹凸をカバーし、滑らかに整える化粧下地

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コンシーラー 2. コンシーラー

ブラシですっと目の下から頬骨に向かって伸ばした後、手ですべらせるようにまぶたや目の際を含む目の周り全体に馴染ませる。顔に自然な立体感を出すため、鼻筋とあご先にも軽くプラスしハイライトする。シミ、そばかすなど、特に気になる部分にはコンパクト型のコンシーラーを使ってカバーして。

Product
2. Super Basic Liquid Concealer 01 and 02,
Super Basic Concealer Pact 01

ペンシル・タイプで手軽に利用できるコンシーラーと、カバー力重視のコンパクト・タイプ

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ファンデーション 3. ファンデーション

パール粒使う量はパール粒ほど。指の腹を使って、頬やおでこから全体に伸ばしていく。時間を置けば馴染んでくるので、細かい部分は気にしすぎないでOK。コンシーラーを使った部分は避け、その境目を手でブレンドする。

Product
3. Creamy Foundation 102

「クリーム・ファンデ=厚塗り」のイメージを覆す、薄付きなのにカバー力抜群なファンデーション

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パウダー 4. パウダー

フェイスパウダー粉を大量にはたくというよりは、「過剰なツヤを抑える」ための仕上げのプロセス。「Face Powder EX」はネット部分がメッシュ状の柔らかいシリコン製になっていて、粉を少量しか取れないよう設計されている。ごく少量を、軽く抑えるようにポンポンと顔全体にはたいて。

Face Powder EXProduct
4. Face Powder EX

肌に煌めく透明感を与えるパウダー。粉っぽさとは無縁の、ナチュラルな仕上がりに

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ポイント・メイクアップ

Point Make How To

1. アイシャドウ

アイシャドウまずは白のベースを目の際からまぶた全体に、次にブラウンを際からアイ・ホールまで伸ばしていく。最後にパールをくぼみから眉下、そして全体に広げていけば、ブラウンのグラデーションの出来上がり。下まぶたに、目尻から目頭に向かって3分の1ほどブラウンを入れればナチュラルに目元を強調、3分の2ほど入れれば印象的な目元に。

Product
A/W 2010 Brown Eyes 031. A/W 2010 Brown Eyes 03

3色セットのアイ・シャドウ。6色展開で、レッドやイエロー、ベージュなど、様々なブラウンの魅力に出会える

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2. アイライナー

アイライナー目元をくっきり、でもナチュラルに。そんなときには下まぶたの内側にラインを入れて、「フレームを強調」。手を添えつつ、ペンの先ではなく、腹の部分を使えば安定感がアップ。

Product
Ingenious Water Proof Eyeliner2. Ingenious Water Proof Eyeliner

ナチュラルかつ印象的な目元にしてくれるウォーター・プルーフのアイ・ライナー

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3. マスカラ

マスカラマスカラは3回のプロセスで。まずはかけたカールを保ち、ベースの繊維を付けやすくするためにマスカラを塗る。そして次にベースで太さと長さを 出したら、最後に再びマスカラを。繊維をコーティングし、簡単にボリューム・アップを実現できる。

Product
3. Extra Deep W Mascara 01

マスカラ・ベース・マスカラの3度のサンドイッチ式重ね塗りで驚異のボリューム・アップ

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4. アイブロウ

アイブロウまゆはあくまで自然にまとめて、アイ・メイクを生かす。ペンシルですき間を埋めるように描いた後に は、アイ・ブロウ・マスカラを使って柔らかいイメージをプラス。日本人の場合、ゴールドを使うと元 の毛色がグレーになり、優しい雰囲気にまとまる。

Product
4. Eyebrow Pencil 02, Eyebrow Mascara N 03

一本で自然なまゆが完成するペンシルと、メイクのイメージに合わせて色を簡単に変えられる便利なマスカラ

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5. チーク

5. チーク頬骨に沿ってチークを入れた後、頬の高い部分へ伸ばしていく。頬骨から横に向かったラインを強調すれば立体感が生まれ、頬の高いところにポイントをもってくれば、ふんわり感が出て可愛らしい雰囲気に。

Ingenious Powder Cheeks Ex-04Product
5. Ingenious Powder Cheeks Ex-04

やさしい発色で、肌の色をナチュラルに 引き立てるチーク

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6. リップ

リップアイ・メイクを引き立たせるため、口元はベージュで控えめに。唇は保湿力が弱いので、まずはリップ・エッセンスで潤いを。その後、一旦塗ったリップはティッシュ・オフして油分を取り、再びオン。最後はファンデを使って口角を整えれば、輪郭がくっきり鮮やかになる。

リップProduct
6. Lip Essence N(Strawberry), Irresistible Lips B 27

ナチュラルなベージュからセクシーな赤まで、組み合わせによってメイクのイメージががらりと変わる秋の新色

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メイク写真:前川 紀子

RUMIKOがRMKを生み出すまで

幼い頃から「クリエイト」することが大好きだったRUMIKOさんが、メイクと出会ったのは、高校生のとき。欧米のファッション誌を買っては独自のメイクを友人とともに試していた彼女はやがて、メイクアップ・アーティストという職業の存在を知り、美容学校に進む。しかし、当時の日本ではヘアとメイクの分業が確立しておらず、次第にRUMIKOさんの目は海外へ向くこととなる。

そして1980年、単身NYへと飛んだRUMIKOさんは、まずNY大学で10カ月ほど英語を学ぶ。その後、日本で面識のあったメイクアップ・アーティスト、リック・ジレット氏のアシスタントに。同氏の下で研鑚を積み、やがて「アメリカン・ヴォーグ」など多数のファッション誌でひっぱりだこの人気アーティストとなる。

NYで活躍し10年が経った頃、「NYでやりたかったことはやりつくしたのではないか」と考え始めたRUMIKOさんは、日本の女性にNYで学んだメイクを伝えるため、日本の雑誌でメイク・ページの連載を開始。多くの読者から反響が寄せられるなか、大手化粧品メーカーからコスメ・ブランドの立ち上げを提案された。これがRMKブランド誕生のきっかけとなる。

ブランド設立に際し、まずRUMIKOさんがこだわったのがパッケージ。今ではRMKの代名詞的存在となっているシルバーにシンプルな白抜き文字のパッケージは、パッケージと言えば黒、と決まっていた当時のメイク業界に驚きをもって迎えられた。そして「東京のクオリティー、NYのセンス」をモットーに、すべての国籍、あらゆる肌の色に合う製品の開発に着手。元々、日本のものは世界最高レベルにあると考えていたファンデーションが最初に完成した。続いて色ものへ。当時、発色の良さでは海外ブランドの方が勝っていたものの、その色が日本人の肌にあまり合わなかった。試行錯誤の末に出来上がったチークやアイ・シャドウは、色ごとにラメ感、オイル感が異なり、その健康的で色彩豊かな商品の数々は、当時、画一的なメイクが全盛期を迎えていた日本のコスメ業界に鮮やかな風を吹き込むことになる。

ブランド設立から13年。「メイクとは、素肌を隠すためのものではなく、内面にある美しさを引 き出し、より美しく見せるもの」̶̶RUMIKOさんのメイク哲学に支えられたRMKのコスメは、日本のみならず、世界中の女性一人ひとりをよりハッピーに、よりポジティブにするために存在している。 (参考: マガジンハウス出版 「DREAM」 by RUMIKO)

Rumikoプロフィール
1980年、単身NYへ。NY大学で英語を学ぶ。82年からメイクアップ・アーティストとしてNYで活動開始。「アメリカン・ヴォーグ」を始め、世界各国のファッション誌で活躍する。97年には自身のコスメ・ブランド「RMK」を設立。現在もアーティストとして世界各国を飛び回る一方、RMKのクリエイティブ・ディレクターとして新製品開発などにも携わる多忙な日々を送っている。2010年8月現在、日本国内に103店舗、世界7カ国に34店舗を展開中。

RMK Available at

Stores: Selfridges Oxford St.
400 Oxford Street, London W1A 1AB
Tel: 020 7318 3538
  Selfridges Trafford
The Trafford Centre, Manchester M17 8DA
Tel: 0161 629 1176
  Selfridges Birmingham
The Bullring, Upper Mall East, Birmingham B5 4BP
Tel: 0121 600 6816
Web: ASOS
www.asos.com/search/pgeSearch.aspx?q=rmk
  LOOK FANTASTIC.COM
www.lookfantastic.com/beauty/rmk
  RMK Official Website
www.rmkrmk.com

Face PowderRMKの新ベース・アイテム「RMK Face Powder EX」の発売を記念して、RUMIKOが実力を認める14名の専属メイクアップ・アーティストのうちの一人、中山恵美が初渡英。参加者の皆様に、1対1で秋の肌作りから今シーズンのポイント・メイクまでお見せいたします。女性ならではの細やかさ溢れるテクニックを、是非ご体験ください。

日時 9月30日(木)~10月3日(日)
場所 Selfridges (Main Beauty Hall),
400 Oxford Street, London W1A 1AB
ご予約 Tel: 020 7659 2220(日本語)

※残りのプロモーション期間(10月4日(月)~10月6日(水))には、特別ギフトなどをご用意し、現地スタッフがご対応させていただきます。
※ご予約には20ポンドの参加費がかかり、当日のRMK商品ご購入代金に充当させていただきます。また、お買い上げ金額に応じて、素敵なギフトもございます。


中山 恵美RMK専属メイクアップ・アーティスト
中山 恵美

RUMIKOより直接指導を受けその実力を認められて、03年に専属メイクアップ・アーティストに。以降、ショップでのメイクアップ・レッスンやイベントにて活躍。顔の中で最も印象に残る部分であるアイ・メイクと、お客様の新たな一面を引き出すような効果的な色使いにこだわりを持つ。同じ女性としての立場からお客様の悩みに親身に応える丁寧なアドバイスも好評。

 

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*本文および情報欄の情報は、掲載当時の情報です。

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