ニュースダイジェストの制作業務
Mon, 06 May 2024

日本は花粉症の蔓延を解決するために森林に斧を持ち込む - 政府が花粉症対策を発表

Japan takes the axe to forests to solve its hay fever epidemic

「タイムズ」紙(電子版) 10月12w日

「タイムズ」紙(電子版)は12日、毎年春に何千万人もの人々に苦しみをもたらす花粉症の蔓延を解決するために、日本は広大な森林を伐採し、植林することを決定したと伝えた。

同紙によると、政府は大都市に近い森林を対象とした伐採と植樹の計画を発表。これは日本人の5人に2人が罹患している花粉症を軽減するための対策であり、スギの人工林の伐採や、花粉の少ない苗木への植え替えなどを実施する区域が、年内に決定される見込みだと報じた。また記事は、岸田文雄首相がこの花粉症対策計画を閣議決定した後、「国民の安全と安心を確保するため、政策に沿って花粉症対策を強力に推進していきたい」と述べたと伝えた。

記事によれば、こうした大規模な花粉症被害の原因は、戦後すぐに建設用の材木を確保するために大量に植林されたスギやヒノキの木。人件費の上昇と外国からの安価な木材の輸入が可能になったことで伐採されない木々が育ち、毎年大量の花粉が春風に乗って人口密集地の都市部に飛散するようになったと伝えた。また同紙は、2023年の花粉飛散量が前年の3倍近かったことも報じた。

Japanese city bans walking on escalators
名古屋市、エスカレーターでの歩行を禁止

「インディペンデント」紙(電子版) 10月3日

「インディペンデント」紙(電子版)は3日、愛知県名古屋市では転落などの事故を防ぐため、エスカレーターの歩行を禁止する条例が1日に施行されたと報道。片側を歩行用に使うことで、衝突や事故の危険性を懸念する声が上がったためと伝えた。

Japan startup unveils 15-foot robot suit for space exploration
宇宙探査用の搭乗型ロボットを開発

「インディペンデント」紙(電子版) 10月6日

「インディペンデント」紙(電子版)は6日、ロボット開発事業を手掛けるツバメインダストリが、1970年代の人気アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターを思わせる高さ4.5メートルの搭乗型ロボット「アーカックス」を開発したと伝えた。

How Yoshiki survived ‘the world’s unluckiest band’
YOSHIKIは「世界で最も不運なバンド」からどうやって生き延びたのか

「テレグラフ」紙(電子版) 10月8日

「テレグラフ」紙(電子版)は8日、日本で最も長く現役を続けているロック・スターの1人としてX JAPANのYOSHIKIを紹介し、メンバー数人の死から数十年、リーダーのYOSHIKIがロイヤル・アルバート・ホールのステージに上がると報道した。

Japan asks court to strip Unification church of religious status
日本が旧統一教会の解散命令を請求

「インディペンデント」紙(電子版) 5月28日

「ガーディアン」紙(電子版)は13日、昨年の安倍晋三元首相暗殺後、旧統一教会への募金活動に批判が高まるなか、政府は東京地裁に旧統一教会の解散命令を請求したと報道。請求が認められれば、同教会は宗教法人の地位を剥奪されると伝えた。

 

水俣病訴訟で原告全128人を認定 国などに対し賠償金支払いを命じる - 救済策を前進させる画期的な判決

Japan's court recognizes more victims of Minamata mercury poisoning and awards them compensation

「インディペンデント」紙(電子版) 9月27日

「インディペンデント」紙(電子版)は9月27日、大阪地方裁判所は128人の原告全員を水俣病被害者と認定し、政府、熊本県、そして有機水銀による汚染の責任を負うチッソ株式会社に、原告1人あたりに275万円、合わせておよそ3億5000万円の賠償を命じたと伝えた。

同紙によると、訴えを起こしていたのは、1950~60年代にかけて水俣病が発生した熊本県や鹿児島県に住み、後に他県に移り住んだ50~80代の128人。原告たちは症状があるにもかかわらず、2009年に施行された特別救済措置法では、住んでいた地域や年代を理由に救済の対象外にされ、2014年に訴訟を起こしたと報道。また同紙は、訴訟弁護団の徳井義幸氏が「水俣病救済策を大きく前進させる画期的な判決」と評価したことを加えた。

記事は水俣病について、1956年に地域住民に手足のしびれなどの症状が初めて確認され、その後これがチッソ株式会社が水銀化合物を投棄した九州本島南部の水俣湾で採れた魚介類の摂取と関連があることが判明したと説明。これは日本最悪の公害の一つであり、日本の高度経済成長期の背後にある環境破壊と汚職の象徴となったと説明した。

After US approval, Japan OKs its first Alzheimer's drug
日本が初のアルツハイマー病治療薬の承認を取得

「インディペンデント」紙(電子版) 9月26日

「インディペンデント」紙(電子版)は9月26日、厚生労働省が日米の製薬会社エーザイとバイオジェンが共同開発したアルツハイマー病の治療薬「レケンビ」を承認したと報道。これは急速に高齢化が進む日本における初の治療薬となると伝えた。

Japanese drug ‘will let people grow new teeth’
日本が「歯生え薬」を開発中

「タイムズ」紙(電子版) 9月26日

「タイムズ」紙(電子版)は9月26日、京都に本拠を置く医薬品の新興企業トレゲム・バイオファーマが、遺伝的欠陥や虫歯によって歯を失った人々に新しい歯を生えさせることを目的とした薬を開発中で、来年夏にも治験が行われる予定だと伝えた。

Japan’s top companies cut ties with Johnny Kitagawa’s J-pop agency over sexual abuse scandal
NHKがジャニーズ・タレントの起用停止

「ガーディアン」紙(電子版) 9月28日

「ガーディアン」紙(電子版)は9月28日、公共放送のNHK(日本放送協会)は、芸能プロダクションのジャニーズ事務所が性的虐待スキャンダルに適切に対処したと確認できるまでは、同事務所のタレントと新たな契約を結ばないと発表したと報道した。

Japan to release second batch of wastewater from Fukushima nuclear plant next week
福島第一原発の処理水、2回目の放出へ

「ガーディアン」紙(電子版) 9月29日

「ガーディアン」紙(電子版)は9月29日、Tepco(東京電力)は10月5日に処理水の2回目の放出を行うと発表したと報道。1回目の放出以降、中国は日本からの全ての魚介類の輸入を禁止したが、ロシアもこれに追随するだろうと伝えた。

 
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