ニュースダイジェストの制作業務
Fri, 14 November 2025
The Guardian

Generational change or gender breakthrough, whoever Japan’s next PM is will have a mountain to climb

次期首相が誰であろうと乗り越えるべき山は山ほどある世代交代かジェンダーの躍進か

「ガーディアン」紙(電子版)は9月25日、与党自民党が次期総裁を選ぶ動きについて報じた。同紙によれば、石破茂首相の辞任表明を受けて行われる総裁選では、初の女性首相となる可能性のある高市早苗氏と、戦後最年少の首相となる見込みの小泉進次郎氏が有力候補に浮上している。

記事は、党内外の不信を招いた資金スキャンダルや物価高騰を背景に、自民党が再建を迫られるなかでの総裁選と位置づけている。小泉氏は農林水産相として米価高騰に取り組み、世襲の若手人気議員として幅広い支持を集める一方、移民問題では右派への配慮を見せていると解説。また、父の純一郎元首相譲りの異端児的存在でありながら、党内の有力者の支持も得ているとした。

同紙は、一方の高市氏が故安倍晋三元首相と思想的に近い保守強硬派で、中国への強硬姿勢や靖国神社参拝などで知られると指摘。サッチャー元首相を敬愛し、「強く繁栄した日本」を掲げるが、その超保守的立場は近隣諸国との摩擦を招きかねないとも伝えた。

また同紙は、総裁選が国会議員と党員投票によって行われ、過半数を得られなければ決選投票となる仕組みを紹介。与党が衆参両院で過半数を失うなか、後任総裁は国民の不信を招いた裏金問題や、移民、人口減少といった構造的課題に早急に対応する必要があると論じた。

The Independent

Japan considering participation of North Korean athletes in 2026 Asian Games 2026年アジア競技大会への北朝鮮参加を検討

「インディペンデント」紙(電子版)は9月19日、日本は国交のない北朝鮮国民の入国を禁止しているが、北朝鮮が来年名古屋で開催されるアジア競技大会に参加する意向を表明したことを受け、北朝鮮選手の参加を認めるかどうかを検討中だと報道した。

The Guardian

‘A symbol of liberation’: how the One Piece manga flag became the symbol of Asia’s gen Z protest movement 「ワンピース」の旗がアジアの若者たちの抗議運動の象徴に

「ガーディアン」紙(電子版)は9月24日、日本のアニメ「ワンピース」で登場するドクロを描いた旗が、アジアの若い抗議活動家の反抗と希望の象徴となっていると報道。作品内で主人公が権力者に立ち向かう際、この旗を掲げていると説明した。

The Independent

Historic Tokyo district named world’s coolest neighbourhood for 2025 神保町が世界で最もクールな街に選ばれる

「インディペンデント」紙(電子版)は9月25日、古書店街として知られる東京の神保町が、「タイムアウト」誌に「世界で最もクールな街」の1位に選ばれたと報道。昔ながらのコミュニティーや食、そして本好きの天国であることなどが理由だと伝えた。

The Times

‘Not just numbers but real people’: UK and Japan mark sinking of battleship 英国と日本が戦艦プリンス・オブ・ウェールズの沈没を悼む

「タイムズ」紙(電子版)は9月26日、英海軍の戦艦プリンス・オブ・ウェールズが日本軍の攻撃で沈没後84年を迎え、沈没地点で式典が行われたと報道。現在両国は緊密な防衛協力の道を歩んでいるとし、東アジアの情勢の変化を改めて強調した。

 
The Times

Japanese PM quits after poor polling and election results

日本の首相、世論調査と選挙結果の低迷で辞任
就任1年も経たず米大統領との厳しい貿易協定交渉を経て

「タイムズ」紙(電子版)は7日、日本の石破茂首相が、自民党が結束して改革を行わなければ政治が右傾化する恐れがあるとして辞任を表明したと報じた。同紙によれば、石破氏は経済、国家安全保障、米国との貿易関係が注目される危機的な時期に少数派政権のトップに立たされ、度重なる選挙敗北を経て、就任から1年足らずで退陣に追い込まれた。

また記事は、辞任が新首相選出後に正式に行われる予定で、保守系自民党内での代表選に道を開くとした。そのうえで、極右で反外国人の参政党の台頭を阻止する狙いもあると指摘。石破氏が「自民党が 信頼を失えば、政治は安易なポピュリズムに傾く。改革が必要だ」と述べたと伝えた。

さらに同紙は、石破氏が自らのタイミングで辞任する意向を示したとし、近年の選挙敗北により自民党は両院で過半数を失っており、辞任は避けられない状況だったと解説した。一方で、自民党と連立相手の公明党は高齢化やインフレ、増加する外国人への対応などの課題に直面しているとし、外国人居住者は人口の3パーセント未満にとどまるものの、観光客の急増で混雑が生じているとも伝えた。

また、後任候補については、高市早苗氏や小泉進次郎氏、林芳正官房長官らの名前を挙げ、高市氏が選ばれれば戦後最も右寄りの首相の一人となり、日本初の女性首相となる可能性があると報じた。

The Independent

Australian embassy issues warning after tourist drinks offering at Japanese burial site 日本の墓地で供え物のビールを飲んだ観光客に、豪州大使館が警告

「インディペンデント」紙(電子版)は4日、日本の墓地で供え物のビールを飲んだ観光客に対し、オーストラリア大使館が文化的配慮を求める警告を出したと報じた。墓地での行為を撮影した動画が拡散し、日本国内で強い反発を招いたことを受けたもの。

The Independent

Japan Airlines apologises after pilot’s drinking violation delays three flights 日本航空、パイロットの飲酒違反で2便遅延し謝罪

「インディペンデント」紙(電子版)は4日、日本航空が国際線の運航前に飲酒したパイロットを休職処分とし、代替のパイロットが見つかるまでホノルル発名古屋行きなど2便が約18時間遅延、数百人の乗客に影響が出たことについて謝罪したと伝えた。

The Times

Too much horsing around leads to shortage of jockeys in Japan 日本で騎手不足が深刻化

「タイムズ」紙(電子版)は8日、日本中央競馬会の騎手養成所の規則が、研修生にとって厳しすぎるため、来年は誰一人として免許を取得できないことが明らかになったと報じた。日本のスポーツ団体は選手に絶対的な献身と規律を要求しがちだと伝えた。

The Independent

Revisiting the Tokyo Olympics as the track and field world championships open in Japan's capital 4年前の東京オリンピックを振り返る

「インディペンデント」紙(電子版)は10日、2020年の東京オリンピックは納税者にとって非常に費用がかかっただけでなく、伝統的に公園のような空間であった神宮外苑に、民間の開発業者が入り込む機会も与えてしまったとの意見を紹介した。

 
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