パラリンピックの聖火は、8月25日から28日にかけての4日間でパリまで運ばれるが、その出発点はパラリンピックの発祥地である、英南部バッキンガムシャーのストーク・マンデヴィル(Stoke Mandeville)。同地で点火された聖火は、24人の英国のアスリートたちによって英仏海峡のチャネル・トンネルを経由し、英仏の中間地点で24人のフランス人アスリートと合流。聖火が引き継がれるという。
ちなみにパラリンピックの始まりは、1948年7月29日のロンドン五輪開会式の日に、脊髄損傷を負った第二次世界大戦の退役軍人のリハビリを支援するため、神経学者ルートヴィヒ・グットマン博士が、ストーク・マンデヴィル病院で最初のスポーツ大会を開催したのが最初。グットマン博士は、この大会を「ストーク・マンデヴィル・ゲームズ」と名付け、16人の負傷兵による車椅子アーチェリーの競技が行われた。
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