BBCの人気ドラマ「シャーロック」シーズン3の最終回で、シャーロックの前に立ちはだかる敵として登場したメディア王のチャールズ・オーガスタス・マグヌッセン。ドラマ内では、素朴な田舎の風景の中に悠々とそびえる、近代的なマグヌッセン邸、通称「アップルドア」の豪奢な外観やインテリアがたびたび映し出されていたが、この家の実際の所有者は、妻が「ちょっと派手派手しすぎる」と敬遠しているために別宅に住んでいるという。「デーリー・メール」紙などが報じた。
イングランド南西部グロスターシャーにあるこの豪邸の持ち主は、英国でも指折りのエンジニア、デービッド・マクマートリー氏。約3000万ポンド(約51億円)以上もの費用を投じ、有名建築事務所「ロバーツ・リンブリック」に設計を依頼したこちらの邸宅は、3棟に分かれた10階建て。スカッシュ・コートやプール、展望台などの設備も付いているゴージャスさだ。しかしマクマートリー氏の妻テリーさんが、「もっと質素な家」に住みたいと希望したことから、夫妻は別の場所に居を構えているのだそう。現在ではチャリティー活動などの用途で使用されているというが、今後は「シャーロック」ツアーなんかも実施されたりして!?
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