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Fri, 08 November 2024

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流行中の食用ウサギをめぐって論議が勃発

イギリスで流行している食用ウサギの扱いをめぐって、国内で論議が勃発している。「デーリー・メール」紙が報じた。

 低脂肪で牛肉や鶏肉よりも安価であるとして、近ごろ流行の兆しを見せているウサギ肉。最近ではウェイトローズやマークス・アンド・スペンサーなどの高級スーパーの商品棚にも陳列されるようになった。またイギリスのセレブ・シェフであるナイジェラ・ローソンがウサギ肉のロースト料理のレシピを紹介、キャサリン妃の妹ピッパ・ミドルトンさんが足繁く通うロンドンの高級街チェルシーのレストランであるその名も「ラビット」でもウサギ肉を使ったラビオリが人気メニューとなっている。

 ところが、「デーリー・メール」紙によると、イギリスで流通している食用ウサギの中には、劣悪な環境で飼育されているものが少なくない。非常に狭い金網の中に閉じ込められ、立ち上がったり、振り向いたりすることさえできない状態のウサギもいるという。また不潔な環境で育てられるため病気が蔓延、その病気を予防するために抗生物質を大量に使用しているとも伝えている。

 英国では10万匹に相当する97トンのウサギ肉を輸入。欧州最大のウサギ肉生産国であるイタリアなどから輸入している。
 

参照:「サン」紙、「デーリー・メール」紙ほか

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