ロンドン中心部には現在、「ボリス・バイク」との愛称で呼ばれる自転車のレンタル制度がある。ただし、この制度を利用して自転車を借りるには、「自転車アクセス料」と「自転車利用料」の両方を支払わなければならない。
一方、今年9月から開始されることが予定されている新制度「バズバイク」は、100ポンドの保証金さえ用意すれば、無料で利用可。当初の利用者は、ロンドン東部ショーディッチへ少なくとも月12回は自転車通勤し、同地区の路上に駐輪する者に限られる。自転車には広告スポンサーのロゴが掲載されており、このスポンサーが同地区での宣伝を目的としているためだという。この試験措置が終了すれば、規模を拡大していく予定。
バズバイクは、米カリフォルニアから帰国した英国人が中心となって企画。現在、クラウドファンディングを通じて投資家を募っている。
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