21 May 2015 vol.1435
父が団体ツアー客の一人として英国にやって来ました。丸1週間かけて英国内の見所ほぼすべてを周るツアーに参加。エディンバラ入りした初日にロンドンにいる私の所まで到着の知らせを入れようとしてくれたみたいなのですが、ホテルに設置された公衆電話の使い方が分からず苦労したよう。「コインを入れて番号を押したけれども電話がつながらない。どうすればいいですか」といったような内容を意外に流暢な英語で誰かと話している会話がそのまま留守電に入っていました。日本で英語を真面目に勉強したと聞いていたので、その甲斐があったのかな。ところでお父さん、電話はつながっていたみたいだよ。(籠)
毎年、プロムスのチケットを購入する時期が来ると、「ああ、夏ももうすぐだな」と感じます。音楽は全くの素人ながら、プログラムを見ながらどれに行こうかあれこれ頭を悩ませるのが楽しみ。5ポンドの当日立見席はもちろん、サークル席でも10~20ポンド代で鑑賞できるのがありがたいの一言です。ずぼらな性格なので、ついラスト・ナイトの抽選を逃してしまいがちなのですが、今年こそはタイミングを逃さず挑戦したい! 数年前に体験した際には、柄にもなく国旗を振り回している様子がテレビにちらっと映ってしまい、同僚に指摘されるほど浮かれてしまいました。苦労してでも行く価値、大です!(月)
少し前に地下鉄駅構内でよく見かけた、ビキニ姿の細身の女性をモデルに、「引き締まった体」と「ビーチに行く準備ができた」をかけた「Are you beach body ready?」というキャッチコピーを付けたプロテインの広告。日本ではダイエット関連の広告は一年中、あちらこちらで見かけますが、この広告をめぐってロンドンでは細くない身体で海に行って何が悪いと言わんばかりの抗議デモが行われたり、広告を皮肉ったポスターが出回ったりと大騒ぎになりました。日本とではこうも違うものかと考えさせられたのと同時に、ダイエットを試しては続かずにすぐやめていた、かつての自分を思い出した広告でした。(渚)
今年も、ドイツニュースダイジェストでは、5月発行に向けて「JAPAN DIGEST」を制作しておりました。デュッセルドルフに住む日本人は市の人口の1%を占め、日本関連のサービスやお店がたくさんあるというのに、「マンガ」「スシ」「ニンジャ」と、日本に対する認識はなかなかステレオタイプから脱却できていないというジレンマから生まれたドイツ語版のフリーペーパー。日本でカルチャー・ショックを乗り越えて頑張っているドイツ人の皆さんや、ドイツで日本の文化を伝えるべく日々奮闘されている皆さんのご協力を得て完成。ドイツ人の読者に喜んでもらえますように。(ドイツニュースダイジェスト・羊)