ピエロ、回転ドアに豚
ロンドン市長ボリス・ジョンソンの口グセで、驚きや動揺を表す「Crips」や、今年の流行語となった「Credit Crunch」と共に、不携帯電話恐怖症「Nomophobia」が新たにオックスフォード英語辞典に加わった。
幼少時の恐怖体験やトラウマ、ストレス、強度の不安感などから引き起こされるこのphobia(恐怖症)。閉所、高所、飛行機、先端、男性、女性など、英国内でも6人に1人が何らかの恐怖症を持っているとか。セレブもその例外ではなく、ごく一般的なものだと、ニコール・キッドマンの蝶やマドンナのカミナリ恐怖症などがある。また、「ベイウォッチ」でライフガードを演じながら、水が苦手なのはカルメン・エレクトラ。先輩パメラ・アンダーソンは鏡がダメという。
それからハリウッドのイケメン3人。「えっ、もう45才!?」のジョニー・デップはピエロ、昨年「ピープル」誌で最もセクシーな男性に選ばれたマシュー・マコノヒーは回転ドア、そして、下着モデルが新恋人のオーランド・ブルームは、豚が死ぬほどコワいんだとか。
歯医者で口の中に詰められて以来、脱脂綿恐怖症になったのはガールズ・アラウドの「Xファクター」シェリル・コール。他にも変わったところでは、アンジェリーナ・ジョリーの元夫、俳優ビリー・ボブ・ソーントンのアンティーク家具、「アダムス・ファミリー」クリスティーナ・リッチの植物、ジョディ・フォスターのショッピング。ジョディの場合、とにかく店に足を踏み入れた途端に血も凍るらしい。女優ヘレン・ミレンは電話、司会のオプラ・ウィンフリーはチューインガム、モデルのタイラ・バンクスはイルカに慄く。
さすがにマネー恐怖症は見あたらない。