ジョーダンの新恋人は34歳のケージ・ファイター。格闘技ファン以外にとっては、何それ？の耳慣れない言葉だが、金網の中で闘うキックボクサーのこととか。青春ドラマ「ホリーオークス」に出演歴があるとはいえ、彼女とのホテルお泊まりがスクープされるまで全くの無名。

郷ひろみ→神田正輝→歯科医→マッサージ師の松田聖子、ショーン・ペン、ウォーレン・ベイティほか有名人→フィットネス・インストラクター→ガイ・リッチー→29歳差ジーザスのマドンナを引き合いに出すまでもなく、稼げば稼ぐほど、セレブ女に恋人の釣書は不問。で、ジョーダンもピーター・アンドレの離婚宣告からわずか2カ月、不問男を捕まえたわけだ。

「007」ダニエル・クレイグを崖から突き落としたような容貌で、むやみやたらについている筋肉が、「ひょっとして脳ミソも?」と思わせる典型的テストステロン男（もちろんTシャツはランボー系）。格闘技のテレビ・インタビューで「試合前に禁欲できた最長期間は1カ月。それ以上はムリ」と応えていたのも頷ける。度重なる日焼けでオレンジ色に乾燥した、皮下脂肪ほとんどナシの身体に、慢画みたいなツケまつ毛とムースつけ過ぎロン毛、大きなシリコン胸の、もうなにをどうしたいんだかのジョーダンと並ぶと、まるでターザンとアマゾネス。申し分ないほどピッタリだ。

試合前、ベルトを携えてリングに上ってきた「アマゾネス」に向かって、「アイ・ラブ・ユー」と告白したら、観客から笑いが起こって立腹した「ターザン」。その数日後、ハードコア・ポルノに出ていたことが、写真付きで各紙に掲載されていた。合掌。

そうだ新恋人の名前ね。アレックス・レイド。どうでもいっか。