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Sun, 22 December 2024

18 April 2019 vol.1529

“徒”

日曜日の午後、トラファルガー広場近くのナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催されている、英写真家マーティン・パーの展覧会に行きました。凝った構成で、どこから見始めても良いようになっているため人の流れが滅茶苦茶で、見づらい展示だなぁと感じ、すぐ出て来てしまいました。英国でも日本でもそうですが、最近の美術館は人が多すぎですよね。もしも並ばないで、人の頭に遮られずに、好きな時間に好きなだけ、展覧会を楽しめたらどんなにいいだろうといつも思います。もし私が大金持ちになったら、テート・ギャラリーやV&Aを数時間でいいから貸し切りにして、自分だけで楽しむんだと決めています。(徒)

“葛”

今回の特集は宝くじの歴史についてです。今まで宝くじと縁のない人生を送ってきたのですが、読めば読むほど気になる……ということで、(乃)さんを促して一緒に挑戦してみました。ナンバーを塗りつぶすものやスクラッチなど、いろんなタイプのロッタリーをやってみようと、お互いちまちまと購入。結果ほぼ紙クズと化しましたが、1枚のスクラッチだけ2人ともわずかながら当たったんです。失望からのこの展開で、数字を見た瞬間、人生のどこぞのタイミングで聞いた「金で夢を買うんだ!」のフレーズが脳内でエンドレスに再生され、次こそは当てる、と反射的に思っている自分がいました。今後気をつけなければ。(葛)

楽

イースター時期にお店でよく見かける、英国では定番のクリーム・エッグ(○ャドバリー)を、先日一時帰国の土産に持って行きました。このチョコの中には本物さながらの白身と黄身に似せたシロップが入っていて、濃厚でかなりの満足感があります。日本のチョコより甘みを強く感じるので、お土産には? と思ったのですが、話のタネにと皆の反応を楽しみにしていました。想像通り、食べた途端「甘い!」と顔をゆがめて残りを銀の包み紙に戻す人、「わっ、おいしい!」と残りの半分を一気に口に頬張る人とさまざまでした。毎回お土産選びは迷いますが、いろいろ試しつつ、鉄板となる一品を見つけたいと思います。(楽)

雅

ギターが欲しくなり、先週楽器店に行きました。店内を物色していると、ポール・マッカートニーが使っているヘフナー製のギターが! 興奮した私はすぐに試奏させて貰いました。弾いてみるとすごく心地よい音色が店内を響き渡り、これは買うしかないと決意。しかし残念なことに、トーンノブを確認してみたらグルグルと永遠に回り続けるのです。すぐ店員に修理出来ないか聞いてみたところ、「今は忙しいから修理はしたくない。あとそれはギターの個性じゃん(笑)」とスルー。日本だとすぐに対応してくれるのに! と思いつつも郷に入れば郷に従え。英国のカスタマー・サービスに慣れるにはまだ時間がかかりそうです。(雅)

 

シティ公認ガイド 寅七

シティ公認ガイド 寅七
『シティを歩けば世界がみえる』を訴え、平日・銀行マン、週末・ガイドをしているうち、シティ・ドラゴンの模様がお腹に出来てしまった寅年7月生まれのトラ猫


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