ニュースダイジェストの制作業務
Wed, 10 December 2025

LISTING イベント情報

日本びいきセレブ

ハリウッドの先端スポットは
第二次バブルのトーキョー

ここ数年、「ロスト・イン・トランスレーション」「硫黄島からの手紙」「ラスト・サムライ」「SAYURI」など、日本を題材にした作品が多く見られるハリウッド。あまりの荒唐無稽ぶりに呆れるものもあるが、とにかくニッポン、特にトーキョーは「ロスト~」以降、セレブにとってかなりイケてる先端スポットだ。

日本のCMでしこたま稼いできたビクトリア・ベッカムは来日する度、成田から表参道にまっしぐら。観光、食事休憩一切なしでブティック巡りに明け暮れるという。グェン・ステファニーは原宿・竹下通りに魅せられたクチ。「ハラジュク・ガールズ」と曲にしただけじゃ満足せず、ファッション・ブランド「ハラジュク・ラバーズ」まで立ち上げた。また、日本映画通のジョナサン・ロスはアキバ系。

ユマ・サーマンとルーシー・リュー。一方、夜の六本木ならレキシントン・クイーンがセレブ御用達として名高い。ブラピにディカプリオ、ウィル・スミス、ブリトニー、パリス・ヒルトン、クリスティーナ・アギレラ、シャキラら訪れた有名人を挙げたらキリなし。お忍びで毎回、キディランドやディズニーランドに行くマイケル・ジャクソンもレキシントン組だ。

日本人専属シェフを「マユ(・)ミサン」とさん付けで呼び、かつてライブやビデオでゲイシャ姿を披露したマドンナ。前回の来日ではグランド・ハイアットの禅庭・屋上プール付きスイートに宿泊した。同じく日本通トム・クルーズは帝国ホテルが常宿で、ヒラリー・ダフやキャメロン・ディアスは「ロスト~」の舞台、パークハイアット東京にお泊まりした。第二次バブルに沸く東京、よいとこ一度はおいで。なんかチープだな。

 

芸能人ボディ・ベスト10

40代でカラダ女王に輝いた鈍感力でも負けないリズ

なれるんだったら誰の体型になりたいか…。雑誌「ニュー・ウーマン」が英国女性5000人にアンケートした「芸能人ボディ・ベスト10」で堂々の1位に輝いたのは、今年42歳の新妻リズ・ハーレー。結果は次に続く。
2位: ビクトリア・ベッカム(32)3位: メイリーン・クラス(28)4位: ケリー・ブルック(27)5位:ケイト・モス(33)以下、ケイト・ウィンスレット(31)、キャット・ディーリー(30)、ジョーダン(28)、シエナ・ミラー(26)、キーラ・ナイトレイ(24)

ホワイト&サリー・ウェディングで2週連続「ハロー!」誌の表紙を飾り、婚礼興行と揶揄された、鈍感力には誰にも負けないリズ。サリーを注文したボンベイ市内の婚礼店によると「今まで来店した花嫁の中で一番年増」だったとか。最年長ベスト・ボディの虚を衝いた。

3位のメイリーンは「I'm A Celebrity GetMe Out of Here!」でビキニ姿を披露して以降、M&SとのCM2億円契約ほか、締めて4億円以上稼いだ売れっ子ぶり。英音楽史に残る屑グループ、ヒアセイからの大躍進だが、現在、妊娠中。産後の体型崩れが心配される。

ジョーダンも7月に3人目出産予定だが、モデル業に下着販売、タレント本出版と精力的。ビクトリア、リズと共に豊胸手術組だ。執刀なしの正真正銘ダイナマイト・ボディは、知名度が低いゆえ4位に甘んじているケリー・ブルックだろう。

またグラマー派、スキニー派とほぼ半々で、ジョーダンは上下別の特殊型。経産婦も半数いて、歳も30を軸に二分される。ドハティー効果か、タブロイド紙にケイト・モスはとっくに旬を過ぎたと書かれていたが、来年のベスト10入りはちょっと厳しいかも。あと、人工豊胸は別枠にしてもらわなきゃだ。

 

ソフィー・アンダートン - Sophie Anderton

島、密林場所問わず自己愛を貫く骨美人

かつてはワンダーブラのモデルでセンセーションを起こし、スーパーモデルとして崇められたソフィー・アンダートン(29)だが、今やすっかりリアリティTVの色モノ・タレントに転身した。代わりにロンドン・マラソン参加や国産ベリーのPR、乳ガンのチャリティなど、仕事の幅を広げたから、差し引きゼロか。

鼻筋から指、肋骨、骨盤、脚の骨に至るまで、200余りある骨のすべてが完璧な形をしているであろうソフィー。まったく非の打ちどころのないプロポーションだ。ケイト・モスは猫背で膝下がO脚気味、ナオミ・キャンベルは腿の筋肉が張り過ぎと言われているのに。

よって、ナルシストになるのもよくわかる。島でもジャングルでも、常に全身チェックを怠らず、いちいちポーズを決めていた。眺める分には最高だが、一旦、癇癪が起きると手がつけられない。よくもまあここまで憎々しい表情ができるものだというくらいの般若顔。怒りの理由はシンプルで、自分に注目が集まらないから。3年前の「I'm A Celebrity, Get Me out of Here!」でナタリー・アップルトンと大喧嘩し村八分に。昨夏出演した「Celebrity Love Island」では更にひどくなって、泣くわ、喚くわのハリケーン状態。後、躁鬱病と診断された。

嘘かホントか自動車事故でモルヒネを処方されたのがきっかけで、10年以上コカイン中毒だったというソフィー。その間モデルのキャリアも下降線をたどり、クスリ欲しさに一晩5000ポンドで売春をしたこともあるという。ヤク中からは立ち直ったものの、元恋人から「彼女との2年間はまさに悪夢だった」と、2人のセックスからレズビアン嗜好まで暴露され、今のところ醜聞が止む気配はない。  ボーン・ビューティフルの不幸がここに。

 

ハリー王子 - Prince Harry

王室のやんちゃ坊主 イラク派遣で鎮静化?

少々気が早いが今年上半期のお騒がせセレブの一人はハリーに決まりだ。品行方正のハリー・ポッターじゃなくてハリー王子、「悪名高き」の不名誉な形容詞が付く方だ。

イラクに赴任が決まったハリー王子だが(時期はセキュリティーの問題で機密)、王位継承順位3位という高位の王族が戦地入りするのは、82年フォークランド紛争時の叔父・アンドリュー王子以来、四半世紀ぶり。まさかのことを考えどちらも次男派遣。しかも学業さっぱり(長男より更に)のやんちゃ坊主というのも共通点か。ともかくブルーズ・アンド・ロイヤルズの陸軍士官として、半年ほど前線につく。

それもこれも年明け早々から繰り広げられたハリー王子のドンチャン騒ぎが引き金だ。Mahiki、Cuckoo、Embassy、Boujisとメイフェアのナイトクラブを連夜ハシゴ。マドンナ夫婦が合流したり、飲み仲間のミュージシャン同士が取っ組み合いをしたりで連日マスコミを賑わせたことに、業を煮やした英国政府(直接は国防省)が、イラク派遣の切り札を出したと思われる。これで事態は収束かと思いきや、恋人チェルシーが卒業旅行中、年上テレビ・プレゼンターと密会しているところを押さえられ、ウォッカ&レッド・ブルで泥酔状態のハリー王子はパパラッチ襲撃(王室は否定)。因みに4年前にもこの女性との乳モミ現場を撮られている。懲りんな。

アドレナリン・タンバリンが止まらない22歳の暴走なのだろうが、これまでナチス軍服姿で仮装パーティー、美術試験不正疑惑、薬 & 酒依存と醜聞ありすぎ。すでに額の生え際にハゲの気配が忍び寄る好青年風の長男より、ぱっと見、ガラの悪いハリー王子の方が憎めないキャラクターではあるが、それにしてもだ。

 

ジョン・スノウ - Jon Snow

パックスマンと綱張る今年還暦のニュース王

いくら季節労働の「ビッグ・ブラザー」が稼ぎ頭だろうとも、「アグリー・ベティ」「デスパレート・ハウスワイブス」など米ドラマが話題を独占しようとも、チャンネル4に夜7時のニュースがなけりゃ、羅針盤のない船も同然。方向を見失って難破する。もちろん今年還暦を迎えるキャスター、ジョン・スノウの存在があればこそ成立する話だ。

父は私立の校長を経て、英国国教会主教にまでなった人格者。セント・ポール近くにあるスノウ・ヒル通りは父方の先祖が一帯の土地を所有していたことから名付けられた。

私立の寄宿舎学校を平凡な成績で卒業したジョン少年。夜学でAレベルを取りリバプール大に入るも、反アパルトヘイトを掲げた学生運動のリーダーとして数日間、校舎座り込みを行い退学処分に。その後ホームレスのチャリティ活動、海外ボランティアを経て、ロンドンのラジオ局に入社しジャーナリズムの道へ進む。

ITNのレポーター時代はイラン=イラク戦争、アフガン紛争などの取材で「ジャーナリスト・オブ・ザ・イヤー」ほか数々の賞を受賞。ワシントン特派員を経て、89年から現職に。元BBC「ニューズナイト」「選挙結果報道」のキャスター、ピーター・スノウはいとこにあたる。

手練れた政治家、企業のトップを険しい顔で強引に攻め仕切る「ニューズナイト」のジェレミー・パックスマンに比べ、スノウはぐっとカジュアルなアプローチ。相手の意見をじっくり聞いた後、急所を狙う。どちらもねちっこいインタビュアーであることは共通していて、英ブロードキャスターの両横綱なのは間違いない。

BBCパックスマンのブランド力には負けるが、レポーターとしての技量はスノウが上。ついでにネクタイの派手さも上回る。

 

サシャ・バロン・コーエン - Sacha Baron Cohen

ユダヤ人自虐ネタで次のW・アレン目指す!?

サシャ・バロン・コーエン扮するカザフスタン人リポーター、ボラトの活躍で今、彼の国は人気観光スポットになっているらしい。

映画「ボラト」の副題である「Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan」の使命の下、ホモ嫌いで女性蔑視、人種差別主義にして反ユダヤ人主義のボラトが米国を珍道中。肝を冷やす場面が多々ありつつも、爆発的笑いを誘うスカトロジーにしてグロテスクな本作は、サシャの前キャラ、アリG(ジャマイカ出身のロンドンっ子を真似る郊外の白人労働者階級)より物騒な人物像であるがゆえ、逆にネタのストライク・ゾーンが広がった。お陰でロシアでは上映禁止、映画に出ている大学生からは「酔って契約書にサインさせられた」と訴えられ、挙げ句にカザフスタン政府から映画ボイコット・キャンペーンを張られる始末。それにはサシャ曰く「このユダヤ人を訴えると決めた我が政府を全面的に支持します」。一枚上手だ。

ロンドンのピカデリーで服飾店を経営するウェールズ人の父とイスラエル人の母との男3兄弟の真ん中に生まれたサシャ。「リトル・ブリテン」のマット・ルーカスらと同じ北ロンドン郊外にある学費200万円の私立男子校を卒業し、ケンブリッジの歴史学科に学ぶ。一時は博士号コースも考えたというが、ご多分に洩れず高学歴・中流出の英コメディアンだ。ちなみにいとこのサイモンは自閉症分野の権威である。

ユダヤ人がユダヤ人嫌いを演じることで多重構造の笑いが取れる。自虐とタブーの笑い、差別的、排他的、優越的、盲信的なものが晒され滑稽化されることからくる笑い。まさにサシャだから演じられたボラトだ。こりゃ、ハリウッドで次のウディ・アレンを狙うな。

 

メガネ芸能人

醜男が個性派に変身 スペック・マジック

日本では意外とメガネ・フェチ(サングラス除く)の女性が多い。「メガネをかけた美男子」が成立する少女マンガで育った女子が、数年前のヨン様ブームで一気に開眼したのか、インターネットで「メガネ芸能人」をキーワードに検索したら81万8000件ヒットした。しかし内実は、志村けん、加藤茶、円広志、おぎやはぎの両方、南海キャンディーズの山ちゃん、オリエンタルラジオの小さい方、カンニング竹山と、ほとんどがお笑い系(この際、円含む)。

翻って英国では、やはり丸メガネのジョン・レノンが真っ先に思い浮かぶ。ほかにもモーカム & ワイズのエリック・モーカム、BBCブロードキャスター、ロビン・デイと、天上人となった面々に、「メガネといえばこの人」が目立つ。

コンタクト・レンズの普及で芸能人のメガネ率が限りなく無に近くなった今の時代に、あえてメガネでいるのは、存在感の薄い顔=ブ男を個性派に変えるから。エルトン・ジョン、クリス・エバンスしかり。ご両人は今掛けているものより、オレンジや黄の派手フレームだった頃の方がキャラに合っていたが。また、「エキストラ」のスティーブン・マーチャント、「フェイム・アカデミー」出演のラジオ1DJ、コリン・ムレイなんかもこのテだろう。

ジャーナリスト、ルイ・セローやパルプのジャービス・コッカーの場合は、先述の理由プラス、「メガネ=自己」の哲学入り。変わり者、知的、他人と違う、お茶目なんてのが、あの小さな部位で瞬時に判断できて、外との重要なコミュニケーション・ツールになっている。

稀な男前メガネといえば、ポール・オグラディやオーディナリー・ボーイズのプレストンが挙げられるが、セレブ随一は、残念ながら英国人じゃなくハリウッド。ジョニー・デップでしょう。

 

テイク・ザット - Take That

落ち目ロビーを尻目に再結成◎の余り4人

21年ぶりに再結成し、世界中あちこち出稼ぎに行っているポリス。スティングの妻トルーディの浪費が原因かと噂されているが、ポリスをもってしても懐メロ感が拭えずもの悲しい。そこへくると昨年、即完売アリーナ・ツアーで復活したテイク・ザットは違う。音楽の趣味趣向は置いといて、彼らの場合、オッサン臭さ一歩手前のオトナに踏みとどまって現役感がある。

思えば、10余年前の彼らの人気は凄まじかった。「pray」「ベイブ」などシングル8枚が全英1位、CD売上げ2500万枚、武道館公演も日本のファンで超満員だった。その後、ウェストライフ、ボーイゾーン、ブルー、5ive、a1などが出たが、テイク・ザットを越えるボーイズ・バンドはいまだ皆無だ。96年解散後、ロビー・ウィリアムズのひとり勝ち状態がしばらく続くが、米進出に挑戦したあたりから雲行きが怪しくなった。新作「Rudebox 1974」は最悪の批評に最低の売り上げ。とうとう薬物依存でメドウズ・クリニックに入院しちまった。

そのロビーが鼻で笑って固辞したという再結成。ひと足先にマーク・オーウェンが「セレブリティー・ビッグ・ブラザー」でかわいくていい人な魅力を振りまき、ファンの組織票で見事優勝。テイク・ザットの人気の根強さを証明し、4—1の再結成になだれ込んだ。

主力歌手ガリーの短髪以外、マーク、ハワード、ジェイソンの3人はみな耳隠し猫毛カールで品のいいロック青年風。ちょいワザありの気負いないファッションもいい。1位のアルバム「ビューティフル・ワールド」はダサ過ぎず、奇を衒い過ぎずで女心を鷲掴み。再ツアーも即完売で、ネットでは数百ポンドでチケットが売買されているとか。20代後半〜30代女性をターゲットにした隙間商売の勝利だ。

 

ビリー・パイパー - Billie Piper

脱アイドル成功も舞台延期で暗雲か

「ドクター・フー」のヒロイン、ビリー・パイパー(24)は脱アイドルで成功した稀有な例だった。過去形になったのは、主演の初芝居「トリーツ」をドタキャン→延期したから。極度のストレスが原因というが、「舞台に穴をあける」のは、言わずもがなタブー中のタブーだ。

これまでにも、マリア役探しオーディション番組の優勝者コニー・フィッシャーが風邪で「サウンド・オブ・ミュージック」12公演分をキャンセル、「ラブ・アクチュアリー」のマーティン・マカッチョンは舞台「マイ・フェア・レディ」を途中降板と禁忌を犯しているが、ビリーの場合、舞台「セル・メイト」をすっぽかして雲隠れしたスティーブン・フライに近い重罪度だ。

1998年、シルビア・ヤング演劇学校の奨学生だったビリーは、雑誌「スマッシュ・ヒット」のCM出演をきっかけにレコード契約。史上最年少の15歳でチャート1位(「ビコーズ・アイ・ウォント・ユー」)を獲得し、アイドル歌手として活躍。しかし、お決まりのパターン=ドラッグ、アルコール依存、摂食障害などの問題を抱え休養宣言。1年後に復帰し、人気DJクリス・エバンスと番組で知り合い即席婚する。しばし米国で現実逃避するも、夢から醒めて芸能活動を再開。慰謝料なし後腐れなし離婚で好感度をアップし、「ドクター・フー」で一気呵成に女優道を開拓した。

ヒロインのローズ役であちこちから賞をもらい、今回のウエスト・エンド・デビューは、まさに満を持してのはず。ハリウッドへの布石にもなるだろうし。しかし、冷静に考えれば劇画タッチのSFドラマからシリアスな心理劇への段抜き上がりに無理がある。すでになんだかパッツィ・ケンジットやリズ・ハーレーのような中途半端な匂いが漂っているのは気のせいか。

 

リリー・アレン - Lily Allen

ネット、放言、ダサかわ、中流出
今どき感が凝縮されたヒロイン

去年の夏、ネットMySpaceからブレイクしたリリー・アレン(21)。アークティック・モンキーズと違って、そこはかとなくマーケティング臭が漂うが、とにかく、シングル「スマイル」は長らく1位を独占していた。日・豪のライブは大成功で、米ツアーも無事終了した。

同曲が収録された「オールライト、スティル」は、こちらのマスコミに言わせれば「10代のロンドン・ライフを歌ったウィットあるスカ調のアルバム」。透明感、脱力感のあるボーカルは耳心地いいが、日本の女性シンガーの方が技術面では上をいく。スカとは違うが、テイ・トウワやピチカート・ファイブを野暮ったくした印象か。初期の東京のクラブでかかっていたような音だ。「リリー・アレン好き」と言っても恥ずかしくない程度に、あざとさ=キャッチーさを控えているが、ガールズアラウドやシュガーベイブとの差は薄皮一枚分。彼氏がどうのこうのといったご託を並べたたわいない詞を、ウィットに富んでいると言われても困る。これじゃあ小学生の作文程度だ。

父はコメディ俳優のキース・アレン、叔父のケビンは映画監督、母アリソン・オーウェンは映画プロデューサー。13歳でクスリを覚え、15でディーラー、鬱病で有名クリニックのプライオリーに入院したのは18の時と、典型的ミドル・クラスの不良娘リリー。ポニーテールにパーカー、プロム・ドレス、スニーカーの現代版グリースな格好がダサかわいい。口の悪さは女ギャラガー並で、ボブ・ゲルドフは「殊勝ぶった間抜け」、Sクラブ7やステップスは「クソ」と身も蓋もない。

先月の「ブリッツ・アワード」では4部門ノミネートされて、結果はゼロ受賞。話題性ばかりじゃ、タフなポップス界では生き残れない。

 
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