ニュースダイジェストの制作業務
Mon, 08 December 2025

LISTING イベント情報

ファレル・ウィリアムス

デカ帽茶化されパロディー返し
「不正解なし」のNo.1ヒットメーカー

ファレル・ウィリアムス
 時代の寵児はなにをやっても許される!?

この号が出るころには既に決定している本年度アカデミー賞。その中で、最優秀オリジナル・ソング部門にノミネートされているのが、ファレル・ウィリアムス(40)の「ハッピー」(アニメ映画「怪盗グルーのミニオン危機一髪」に提供)。いい意味でフックなし、スケボーでスイスイ滑るように疾走する「エフォートレス」なリズムがクセになる、英国始め欧州でめちゃくちゃ流行った曲だ。加えて授賞式翌日には、8年ぶりソロ・アルバム「GIRL」がリリースされるというお膳立ての良さ。

ファレルがプロデュースしたロビン・シックの「ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪」(なんという邦題……)は全米チャート12週トップを独占し、ファレルがゲスト・ボーカルで参加・共同制作した、ロボコップ風マスクの仏デュオ、ダフト・パンクの「ゲット・ラッキー」は世界20チャート以上で1位となるメガ・ヒットを飛ばした。なんでも昨年8月時点の英ラジオ・オンエア曲の20パーセント、米では昨年の年間同43パーセントがファレル絡みのナンバーというから、一時の小室哲哉を彷彿とさせる破竹さ。LOL。

骨格の美しい、一説では母親がフィリピン系という東洋的な顔立ちのアフリカン・アメリカン。プロデュース・チーム、ザ・ネプチューンズやグループ、N*E*R*Dのメンバーであり、肩書きは、音楽プロデューサー(録音中マドンナを泣かせたこともある)、ファッション・デザイナー(ヴィトンともコラボしている)、そして歌手(力みなしのかすれ気味なファルセット)。天才肌と小柄な体でプリンスの再来と言われることもある。

1月のグラミー賞出演時、ヴィヴィアン・ウェストウッド製£95也のデカ帽子が茶化されたのを受けて、自ら「ハッピー」をもじったパロディー・ビデオ「ハッティー」を公開。今が旬のヒットメーカーゆえ、何をやっても正解なのが世の常だ。

 

ウェンディとラブ・ノート

元「虎妻(タイガー・ワイフ)」の道ならぬ恋!?
「たまらなく愛してる」に「ほんとブサイク」

マードック氏と元妻
ウェンディさん
 2012年4月当時のマードック氏(写真左)と
 元妻 ウェンディさん(同右)。
 仲睦まじそうにみえたが……

元マードック夫人のウェンディ・デン(45)。2年半前、日曜大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」を廃刊に追い込んだ電話盗聴スキャンダルに関して下院委員会で開かれたルパート・マードック(82)に対する証人喚問で、一躍脚光(?)を浴びたっけ。なんたってテレビ生中継中、マードックめがけてパイ皿を投げつけた傍聴人の男性に、ド反射神経で強烈ビンタを食らわせた「タイガー・ワイフ」っぷり。この「平手打ち事件」が、夫婦の絆の強さを示したかに思えたが、昨年、突然の離婚発表。ウェンディと元首相トニー・ブレア(60)の不倫が原因だったと一部メディアで報じられた。

どちらが先に秋波を送ったかは知らないが、元夫婦の娘の教父を務めたくらいマードックと昵懇(じっこん)だったブレアが、年下の痩身美人妻と急接近、なんてことは三文小説じゃなくてもたやすく想像がつくというもの。米誌「ヴァニティ・フェア」によれば、ウェンディが夫の留守宅にブレアを招待。食事中、互いに「あ~ん」し合うぐらいラブラブだったとか。なにより、彼女がブレアを想ってしたためたというラブ・ノートが奮っている。「あぁもう、どうしようもないわ(原文: Oh, shit×2)。トニーにすっごく会いたい。だって、彼って超チャーミングだもの。着てる服もいいわ。それにいい身体してる。とくに脚、お尻……。それから背が高くて細いところ、肌もいい。鋭いブルー・アイ。ああ、たまらなく愛してる、彼の瞳。ステージ上の威力。それから、それから……」。もしホントだったらすごい。熟女ホルモン炸裂!

一方、グーグル会長エリック・シュミット(58)とも不倫していたというウェンディだが、こちらに対しては、「エリックを失って悲しいなんて気持ち、サラサラないわ。彼ってほんとブサイク。(中略)あ~、別れて良かった」だって。「セレブとラブ・メッセージ」で書くはずだったが、ウェンディのインパクトが強すぎて、つい……。

 

仏大統領と情事(リエゾン)

サルコジ & ブルーニ、そしてオランド
エリゼ宮の伝統が崩壊危機!?

大統領に選出されたときのオランド氏とバレリーさん
 2012年、大統領に選出されたときの
 オランド氏とバレリーさん。
 当時は仲睦まじく見えたが……

先月10日、仏ゴシップ誌「クローザー」がスクープした、オランド仏大統領(59) と仏女優ジュリー・ガイエ(41)の「情事(リエゾン)」。フランスではここ数カ月にわたって2人の不倫疑惑が噂になっていたが、同誌が証拠写真とともに7ページにわたって記事を掲載。大統領は発売日当日に、記事は「プライバシーの侵害」であるとして法的処置に訴えるぞと威嚇(いかく)した。なんでも、夜のパリの街をスクーターに乗って、映画出演数50本以上 & 2児の母、ガイエの自宅に足繁く通っていたという。スクープ数週間後、オランド大統領はバレリー・トリルベレール(48)と事実婚を解消した。

これまでフランスでは、英米と異なり、大統領などの権力者の私生活について報道するのはタブーとされてきた。彼らに愛人がいるのは当たり前、それをとやかく詮索するのは「野暮」。そう、奥さんがいても愛人を作るのはいわばエリゼ宮の伝統だった。50人以上の愛人がいたといわれ、うち少なくとも一人の間に子供のいたミッテラン大統領。記者からの質問に「ええ、娘がいますよ。それで?」と返したのは有名だ。また、「私が愛した女性はたくさんいた」と語っていたのはシラク大統領。エリゼ宮には夜な夜な違う女性が訪れ、40回以上も訪日している親日家シラクには、日本に愛人がいるとまことしやかに語られていた。

だが、状況は変わる。2度目の妻とW不倫で結ばれるも、彼女に支持者の実業家とニューヨークに駆け落ちされ、→復縁→離婚→速攻でスーパーモデルのカーラ・ブルーニと再婚という道をたどったサルコジ大統領。ここから、米国並みファースト・レディーに注目が集まり、カップルの「セレブ」感がどっと増した。その流れでの今回のオランド不倫騒動。「訴えるぞ」と権力振りかざすより、完全無視するくらいじゃなきゃ、「伝統」は守れない!?

 

セルフィー・セレブ

ペイパルからシッキーまで
地鶏ならぬ自撮り流行り

ローマ法王とオバマ米大統領
 ペイパル・セルフィーで話題沸騰の
 ローマ法王 フランシスコ(写真上)と
 ひんしゅく買ったオバマ米大統領(同下)

「セルフィー(selfie)」が、昨年度の英版流行語大賞「今年の言葉2013」に輝いた。英語辞典で有名なオックスフォード大学出版局が毎月、インターネット上に飛び交う英単語約1億5000万語を収集して分析。その結果、冒頭の「セルフィー」の使用頻度が、1年前に比べて1万7000パーセント増となり、昨年最も注目を集めた英語の新語であることが分かった。

「?」な方にご説明。セルフィーとは、スマホやパソコン内臓のカメラで自分を撮影し、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にアップしたものを指す。僅差で落選の「トゥワーク(twerk)」は、下半身を挑発的に振り動かすヒップホップ・ダンスの一種。歌手マイリー・サイラスがMTV大賞授賞式で、デュエット相手の股間の前に四つ ん這いになってお尻を押し付けながらトゥワークして物議を醸すと同時に、パーッと世界中に広まった。

とにかく、猫も杓子ものセルフィー流行り。一般人はもとより、たいがいの有名人がセルフィっている。なかでも、ローマ法王フランシスコが10代の若者たちからのリクエストで一緒に撮った史上初、人呼んで「Papal(ペイパル)selfie」は大きな話題に。

ほかに騒動を巻き起こしたのは、キャメロン首相の妻サマンサの妹が、自身の結婚式の朝に「ベッドで熟睡する首相」を背景に撮ったセルフィー(情事の後のように見えなくもない)。ネルソン・マンデラ氏追悼式では、デンマークのシュミット首相を真ん中にキャメロン首相、オバマ米大統領がセルフィっているところを撮られて「不謹慎では?」と批判された。

最近目につくのは、歌手ジャスティン・ビーバーやリリー・アレン、巨乳タレントのケリー・ブルック、サッカーのルーニー選手などが風邪や怪我でベッドに横たわって弱っているsicky(シッキー)なもの。人気取りにはハッピー・セルフィーより憐憫セルフィー!?

 

監督VS俳優

完璧主義と自己顕示欲が織り成す
銃と尿入り紙コップと127回

ポランスキーとダナウェイ
 かつて「尿バトル」を繰り広げた(?)ポランスキーと
 ダナウェイ

完璧主義者「映画監督」と自己顕示欲者「俳優」がタグを組んだら、それは…… 。

ロマン・ポランスキー監督が、主役にジャック・ニコルソンを迎えて撮った「チャイナタウン」(1974)。アカデミー脚本賞に輝いた本作で、ニコルソンに勝るとも劣らぬフィルム・ノアールを体現していたのがヒロイン役のフェイ・ダナウェイ。車中シーン撮影中、トイレ休憩を請うもポランスキーに無視された30代前半ダナウェイは、近寄ってきた監督の顔めがけて、窓からオシッコで満杯の紙コップをぶちまけたとか。

「アギーレ/神の怒り」「ノスフェラトゥ」など数作品で交えた、70年代前後のニュー・ジャーマン・シネマの立役者、ヴェルナー・ヘルツォーク監督と俳優の故クラウス・キンスキー(娘は女優ナスターシャ・キンスキー)。一級芸術品を生み出した裏に、2人の間で激しい口論、対立、確執があったことは有名。「アギーレ~」のジャングル・ロケでは、あまりの過酷さに嫌気の差したキンスキーが降板を訴えると、ヘルツォーク監督は銃で撃ってやるとマジ切れしたというから穏やかでない。

当時、無名のモデルだったティッピ・ヘドレン(娘は女優メラニー・グリフィス)を発掘し、「鳥」(1963)に出演させた故アルフレッド・ヒッチコック監督。狙いはドンピシャ、この映画でヘドレンはスターの仲間入り。しかし、翌年の「マーニー」撮影中、監督から関係を迫られ、これを拒否。セットで彼女がヒッチコックに向かって「ファット・ピッグ」と呼ぶほど関係は悪化。監督は彼女との7年契約を解消したという。

映画「シャイニング」(1980)で夫に追い詰められ、精神的不安定に陥る妻を好演した女優シェリー・デュヴァルは、実際、撮影中に故スタンリー・キューブリック監督からリテイク127回要求されるなどして追い詰められ、困憊状態だったという。ゆえの傑作。

 

 

散財セレブ

帝国ホテルとブラピを結ぶ
アンジョリからの贈り物

やっぱりこの2人はケタが違う! ブラピとアンジー
やっぱりこの2人はケタが違う! ブラピとアンジー

映画1本出て、作って、ウン十億、ウン百億円稼ぐハリウッド「A リスト」スターたち。当然、庶民の金銭感覚とは大いに異なるわけで……。

「ハリポタ」ダニエル・ラドクリフ(24)は、自身用に英高級ベッド・メーカーSavoir Beds製のマットレス168万円をお買い上げ。オーソン・ウェルズ監督主演作「市民ケーン」に出てくる謎の言葉「バラのつぼみ」を意味する、新聞王ケーンが幼いころに遊んだソリ。この撮影小道具を620万円で手に入れたのはスティーブン・スピルバーグ監督(67)。一方、「スター・ウォーズ」で稼いだ金104億円を投入し、3000エーカー(約12平方キロメートル!)のスタジオ兼農場「スカイウォーカー・ランチ」を作ったジョージ・ルーカス監督(69)。専用の消防署まであるというから、市町並み。

ジュード・ロウ(40)が、復縁相手シエナ・ミラー(31)に2010年クリスマスに贈ったのが、2200万円相当のサファイア指輪を潜ませたベビー・グランド・ピアノ。結局、3カ月後に破局となったが。無類の飛行機好きジョン・トラボルタ(59)は、ボーイング707機など数機を所有し、フロリダに専用滑走路を建設している。

いっくら国連難民高等弁務官事務所の親善大使を務め、世界中の貧窮極まる難民キャンプを訪れようとも、婚約者ブラッド・ピット(50)のためには金に糸目をつけないアンジェリーナ・ジョリー(38)。2年前の12月18日、ブラピ48歳の誕生日に、まずはあえて他愛ない玩具を贈って、本命は同25日のクリスマスに、彼の好きな建築家フランク・ロイド・ライト(日本の帝国ホテルも手掛けている)の有名な作品「落水荘」をイメージした家作りができるようにと、ロサンゼルス近郊にある小さな滝と周辺の土地をプレゼント。そんなわけで、今年霜月、同建築家の設計した別荘が立つハート型の島を20億円で購入とのガセ報道が。3DK何軒買える!?

 

 

世界で最も影響力のある人々

人類72億人の頂点は
「ゆめ」と戯れるあの人

世界で最も影響力のある人々
トップは果たして誰……?

雑誌「フォーブス」が、毎年恒例「世界で最も影響力のある人々ランキング」を発表した。各国首脳を始め、企業の最高経営責任者(CEO)、投資家、慈善家、起業家など数百人の候補者の中から、シニア・クラスの編集者が世界の人口推計72億人に対して、1億人に一人となる72人を選出、順位付けを行った。

うち日本人は4人。39位の黒田東彦日銀総裁(69)を最高位に、44位・トヨタ自動車の豊田章男CEO(57)、 45位・ソフトバンクの孫正義CEO(56)、とどめは、全体の4分の1を占める国家元首17人のうちの一人、57位・安倍首相(59)だった。そして、人口の約半分を占める女性のランクインは、たった8分の1の9人のみ。挙げると、5位・メルケル独首相(59)を最高位に、20位・ルセフ・ブラジル大統領(65)、21位・ガンジー・インド国民会議総裁(66)、35位・ラガルドIMF専務理事(57)、52位・朴韓国大統領(61)、56位・IBMのロメッティCEO(56) 、59位・WHOのチャン事務局長(66)、68位・「NY タイムズ」紙のアブラムソン編集長(59)、72位・米連邦準備制度理事会のイエレン副議長(67)。

初登場でトップ10入りし、注目されたのは4位・ローマ法王フランシスコ (76)。ソーシャル・メディアを活用、貧困層への思いやりなどを示す法王が、「世界最大の宗教に新たなエネルギーを吹き込んだ」というもの。

トップ3は、大国の元首3人。昨年9位から3位にジャンプアップした中国の習近平国家主席(60)。昨年の1位から転落の2位・オバマ米大統領(52)。政府機関閉鎖をめぐる混乱などから、「レーム・ダック(死に体)の時期に早くも突入したようだ」と評された。そして、72億人の頂点に立つのは、シリアのアサド大統領を説得して化学兵器禁止条約に加盟させ、武力危機を回避させたプーチン露大統領(61)。見出しにピンとこない方は、「ゆめ」「プーチン」「画像」で検索を。

 

 

コンフリ・セレブ Ⅱ

人はそれをわがままと呼ぶ
ミクロ・レベルの支配欲

ヴィクトリア・ベッカム
コンプレックスの裏返し(?)で
過剰なコンフリになったヴィクトリア・ベッカム

前号で紹介したグウィネス・パルトロー(41)だけじゃない。偏執的なほど自身や周囲の人・事を支配せずにはいられなくなる「コントロール・フリーク」。芸能界ヒエラルキーの上位を維持しようと必死になりすぎた結果、コンフリ・セレブになってしまった……。

ヴィクトリア・ベッカム(39)はその見本。4年前、「ハーパーズ・バザー」誌で「写真修整に頼りたくない」と週7日ジムに通って体型維持、「私って完全にコントロール・フリークよ」と語っていた彼女。その後、エアブラシ入りまくりの表紙を飾った今年3月号「エル」誌に、「スパイス・ガールズのステージでは、みんな私以外の4人を見に来てるって思ってた。私がデービッドと出掛けたときは、みんな彼だけの写真が欲しいんだって」と、自信のなさを告げる一方、「すべてにおいてミクロ・レベルでコントロールしたい」と、またも自身のコンフリぶりを明かしている。コンプレックスの裏返しだ。同じスパガのジェリ・ハリウェル(41)もコンフリを自認しており、こりゃ、グループ内での覇権争いは大変だったろうと想像される。

逆に、俳優ロバート・パティンソン(27)が陥ったのは、自信過剰からくるコンフリ・パターン。「17から20歳ごろまで、仕事に関して自分でなんでもかんでも決めようとしてた。それじゃぜんぜん進歩しないって目が覚めたよ」。また「自分に高い期待を持ってるし、周りの人たちも同じようでなきゃ気が済まない」歌手ビヨンセ(32)は、かつて「メールの返事やマーケティング企画なんかに忙しくて、ここ2週間ほど携帯片手に寝てたわ」と語っている。秘書は大変。

誰が見たってコンフリに見える歌手マドンナ(55)は、「コントロール・フリークって言われるのにウンザリ。歌を作るにしろ何にしろ、いつもほかの人の意見を尊重してるわ」と完全否定。開き直られるよりマシか。

 

 

コンフリ・セレブ Ⅰ

支配欲が止まらないグウィネス
雑誌にケンカ売り窮地

グウィネス・パルトロー
コンフリの女王(!?)、グウィネス・パルトロー

「『ヴァニティ・フェア(VF)』が、私の記事を載せるって脅してるの。もしコメントを求められても拒否してね。それから今後一切、この雑誌には出ないことをオススメするわ」。自他ともに認める、自分も他人も支配せずにはいられないコントロール・フリーク、略してコンフリ女優、グウィネス・パルトロー(41)が、今年6月ごろ、友人、知人に送りまくったボイコット・メールが、のちに米メディアを向こうにまわす火種となってしまった。

毎年、オスカー授賞式直後に多くのスターたちを招いてアフター・パーティーを主宰し、ハリウッド村に相当の影響力を持つVF誌とグウィネスは、数回の表紙、好意的な記事やグラビア掲載など、これまでかなり友好的関係にあった。しかし、ここへきて彼女の不倫疑惑(お相手は今年8月に元祖スーパーモデルのエル・マクファーソンと結婚した米不動産王ジェフリー・ソファー氏と言われる)を掲載しようとしていることを知らされるや、グウィネスは先のメールで当誌に猛反発したと「ニューヨーク・ポスト」紙が報道。これについて「デーリー・メール」紙は、行きすぎ以外の何物でもないと女優をバッサリ切る業界専門家のコメントを報じた。

ブログやツイッターで直接ファンに向けて発信できるPRメディアが流通しまくっているとはいえ、それはそれ。やはり、プロが取材して書き上げる雑誌は、見せて読ませる商品力がある(ないと存続しない)。雑誌は、素材(セレブ)を加工(編集)し製品化(雑誌)。そしてセレブは興行やイベントなどによって間接的に、雑誌は広告と販売の収益でもって金を儲ける。お互いもちつもたれつの仲だが、セレブがいつも良いことばかり書かれるわけじゃないのは暗黙の了解。

グウィネスの今回の掟破りで、VF誌のカーター編集長は、「非常に素晴らしいライターがいる。記事は予定通り掲載する」と意気軒昂に。コンフリもほどほどに!?

 

倍返しセレブ

やられたらやり返す
「半沢直樹」的リベンジ

テイラー・スウィフト
別の元カレについて歌った曲もある
私生活切り売りシンガー、テイラー・スウィフト

日本で社会現象化した銀行ドラマ「半沢直樹」。主人公、半沢の「やられたらやり返す。倍返しだ!」の決めゼリフに、世のサラリーマンたちはしびれまくったとか。

セレブ・ランドにもこの「倍返し」の法則があった。ただし、男の世界ではなく、男女の仲に。短い交際期間だった歌手同士、テイラー・スウィフト(23)とジョン・メイヤー(36)の間に何があったか知らないが、破局後、さっそくスウィフトが楽曲「ディア・ジョン」で一矢。「あなたのダークでゆがんだゲームに付き合わされるには、19歳(交際当時の年齢)って若すぎると思わない?」と歌った。これを受けてメイヤーは、ただでさえどん底にいるときに「安っぽいソングライター」にさらに下の方へ蹴り落とされたと応戦した。Ouch!

元カレから2人の性行為を収めたDVDを発売され、販売元から和解金4億5000万円を受け取ったキム・カーダシアン(32)。で、その相手の男、歌手レイ・J(32)は、新曲のプロモ・ビデオでカーダシアンそっくりさんと絡んでみせた。lol!

米俳優ケルシー・グラマー(58)の妻ナンバー3、カミール・ドナタッチ(45)。離婚調停の最中、リアリティー番組に出演、「大きな手、大きな足、大きな失望」と 暗に夫のアソコの小ささを笑いものに。一方、グラマーは豪モーニング・ショーでこう語る。番組に出てもいいという許可を彼女への最後の「破局ギフト」として、「(困難極まる結婚生活)長かった〜。はい、どうぞ」と与えてやったと逆襲。Whoa!

不倫していた妻に不倫返しで離婚、結婚。その後、三角バトルが続いているのが、米俳優エディ・シブリアン(40)と新妻カントリー歌手、リアン・ライムス(31) vs 元モデルの元妻、ブランディ・グランヴィル(40)。

どうやら、女先攻で男倍返しがパターンのよう。賞味期限切れだが、あえて……じぇじぇじぇ。

 
<< 最初 < 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 > 最後 >>

不動産を購入してみませんか LONDON-TOKYO 24時間365日、安心のサービス ロンドン医療センター Ko Dental Dr 伊藤クリニック, 020 7637 5560, 96 Harley Street

JRpass totton-tote-bag