マインド対策としては、秋から冬など、季節の変わり目に気分が落ち込む、といううつ病の一種、季節性感情障害(SAD=Seasonal affective disorder)になるべくかからないようにすることが大切。SADの原因はまだはっきりと分かっていないのだが、現時点では日照時間の減少によって、睡眠サイクルに影響が出るためという説が有力らしい。英国王立精神科医学会によると、人間の身体はいわゆる「冬眠」に近い状態になるが、これは一生物としてごく自然な現象。しかしそれでは社会生活が送れなくなってしまうので、日光を積極的に浴びたり、ライト・ボックス(人工光)で毎日少なくとも30分光を浴びることが大事だ。
また、国民医療制度(NHS)は強い身体を育む方法として、免疫力を高めるためプロテイン、ビタミンA、ビタミンB12やカルシウムを多く含むフルーツ、野菜、牛乳やヨーグルトや、ニンジンなどの冬野菜を積極的に摂取すること、定期的な運動を心掛けること、そして可能な限り外に出て、日光を浴びることを勧めている。
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