カラスはこれまで観光客をからかったり、ゴミ箱をあさったりと、ロンドン塔の訪問者ありきの日々を過ごしていたが、ロックダウンでこれまでの暮らしが一変。カラスの世話をするレイヴンマスター、クリストファー・スカイフさんは自分の食べ残しを与えるよう、衛兵のビーフイーターたちに頼んだほか、テディ・ベアやボール、犬のおもちゃなどを購入し、カラスたちが退屈しないように気を配っているのだそう。スカイフさんは、カラスは神話や伝説を持ち、塔にとって非常に重要な存在なので、どうかロンドン塔を訪れてほしい、と呼びかけている。
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