去る7月14日にロンドンの日本人幼稚園、前田学園で行われた「夏祭り」。当イベントに参加したニュースダイジェスト取材班は、この貴重な機会に在英邦人の子供たちの意見に耳を傾けよう、ということでぶぉっくす・ぽっぷを実施した。お題は、「英語と日本語のお勉強はどっちが好き?」。ついでに「家族の中で一番英語が上手なのは?」という質問も聞いてみました。それでは、日本と英国の将来を背負う彼らの生の声をお聞きください。
アンケート実施場所: 前田学園
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回答者の年齢層は2歳から12歳。「子供」と一口に言っても、調査対象は幼稚園児から小学校高学年までと幅広い。年少者がご両親と相談してから答えを決める様子を見ては思わず微笑んでしまったり、「英語は将来のキャリアに必要になってくると思う」との回答にドキリとさせられたり、調査班は今回の取材を大いに楽しんだ。さて、調査結果には年少者ほど日本語派、年長者ほど英語派という傾向がはっきりと表れた。「日本語が好き」と答えた子供たちは、家族や友達といった身近な人が話す言葉に愛着を感じているよう。逆に英語を話したいと答えた主に年長者たちは、今ある環境を出来る限り楽しみたい、と考えているようだ。「家族で英語が一番上手なのは誰?」との問いには、「お父さん」との回答が大多数。色々苦労が多い海外生活、お父さんの奮闘ぶりに頭が下がる思いを感じながら、調査班は1日を終えたのであった。