自身の90歳の誕生日を記念してバッキンガム宮殿内で開催されたガーデン・パーティーに出席したロンドン警視庁の警官は、2015年10月に英国を訪問した中国の代表団がいかに失礼であったかを示す逸話を女王に伝えたことに加えて、「さらに彼らは通訳と共にあなたの馬車に乗り込もうとしていた」と説明。これに対してエリザベス女王は「そうですよね」と、その事実を把握していたことを暗示させるような相槌を打った。
関係者によると、中国側が馬車に同乗させようとした「通訳」は実はボディーガードであったことが判明。この関係者は、中国側が事実上のスパイ行為を仕掛けようとしていたのではないかとの見解を示している。
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