「ミスター・ゴリラ」として知られるこのランナーは、ロンドン警視庁に勤務するトム・ハリソンさん(41)。ハリソンさんはゴリラ保護団体への寄付金集めのため、昨年のロンドン・マラソンでもゴリラの着ぐるみで挑んだが、このときは普通に走ったそう。だが今年は「もう一歩踏み込み」、四つん這いで進むことにしたのだとか。自動車の排気ガスがちょうど顔にかかる高さだったため喉が痛くなることや、視界が狭くなるため、同伴者に方向を示してもらわないと郵便ポストや木にぶつかりそうになるなどの経験をしたという。ハリソンさんは1日約10時間から12時間をマラソンに充て、夜は友人宅で睡眠を摂っていた。
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