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Wed, 17 December 2025

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英国で相撲ブーム、まわしを締めて参加する人が増加

10月に大相撲の力士たちがロンドンを訪れ、ロイヤル・アルバート・ホールで行われたロンドン公演が好評を博したことは、記憶に新しい。だがそれだけでなく、英国では実際にまわしを締めて相撲を始める人が増えているという。「ガーディアン」紙が報じた。

英国相撲連盟のリチャード・リッグス氏によると、過去3年間で英国人の相撲への関心は大きく高まっていたが、10月の公演をきっかけに、その動きがさらに加速したという。連盟では新たなコーチの育成を進めるとともに、全国各地で新しいクラブを開設しており、2026年以降も拡大を計画している。日本の神道の伝統を色濃く残しながら、テンポが速く、技術的に複雑で、激しいぶつかり合いが求められる相撲の独特の精神性に惹かれ、さまざまな体格の人々が挑戦しているという。

リッグス氏は「相撲はおそらく最も誰もが参加しやすい武道の一つで、体格、性別、経歴、能力に関係なく楽しめる」と語った。また、アイルランド初の相撲クラブを運営するジョナサン・テンプルトン氏は、10秒余りで勝負が決まる相撲は、YouTubeやTikTokなど短い動画メディアを好む世代に適したスポーツで、「まさにTikTok向きだ」と述べている。

こうした広がりを背景に、2026年1月31日にはベルファストでアマチュアによる英国相撲トーナメントが開催される予定だ。参加や観覧希望の方はこちらから。
 

参照:「サン」紙、「デーリー・メール」紙ほか

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