カジュアル・セックスが好きと公言してはばからない、「ハリウッドの種馬」コリン・ファレル(30)。女優アメリア・ワーナーと離婚歴があり、モデルとの間に2歳になる男の子がいるが、これまでベッド・インした女性は数知れず。嘘か真か、70歳の女優アイリーン・アトキンスを口説いたというから、正真正銘の好色だ(というより物好きか)。数年前には、ジャスティン・ティンバーレイクと別れたばかりのブリトニーと、公衆の面前でディープ・キスしていたところを撮られていたっけ。
ボストン批評家協会賞主演男優賞を獲った「タイガーランド」(00年)でハリウッド・デビューしたコリン。主演のトム・クルーズを食った「マイノリティ・リポート」や、「フォーン・ブース」、「デアデビル」、「S.W.A.T.」、「リクルート」と立て続けにヒット作を出し大出世を果たしたが、期待を裏切った歴史スペクタクル「アレキサンダー」あたりから、風向きが変わってきた。「マイアミバイス」は評判がいまひとつだったし、小説家に扮した初のラブストーリー「アスク・ザ・ダスト」(トム・クルーズ製作)は大コケした。
つい最近も、疲労と処方薬の過量服用のため、再度リハビリ入院したと報じられたが、真相はドラッグ&アルコール中毒が原因と言われている。撮影中にトイレの窓から飛び降りたり、プレミアをドタキャンしたりと、不良少年ぶりも度を超えてきている。
父、叔父ともサッカー・チーム、シュムロック・ローバーズの選手で、少年時代はサッカー選手に憧れていたというコリン。このまま坂を転がっていくと、アイリッシュのセックス・シンボルどころか、ブラッド・ピットのなり損ねの薄汚~い役者で終わる可能性が十分だ。